来年スタート! 女子サッカー専用グローバルストリーミングサービス「Wnited」
2019年11月01日 コラム メディア/放映権 Written by 川内 イオ

FIFA(国際サッカー連盟)によると、今年6月7日から7月7日までフランスで開催されたFIFA女子ワールドカップ2019は、女子サッカー史上最高の視聴者を集めた。
205の地域の62の放送局によって放映されたこの大会は、テレビやデジタルプラットフォームを含めると、累計112億人が視聴。アメリカ代表とオランダ代表の決勝戦の平均ライブ視聴者は8218万人で、最大時には2億3662万人に達した。デジタルプラットフォームでの総視聴者は、2015年の前回大会の8600万人から、4億8150万人まで伸びている。
FIFAは女子サッカーをさらに発展させる計画を立てており、4年後のワールドカップは出場国を32カ国に拡大し、賞金を2倍以上にすることも明言している。
さらに女子サッカーの追い風になりそうな動きも出てきた。スウェーデンのスポーツメディア著作権機関Spring Mediaと放送サービス会社Red Bee Mediaが提携して、世界初の女子サッカー専用グローバルストリーミングサービス「Wnited」を立ち上げると発表した。無料プラン、有料プランを用意し、300以上のライブ放送に加えて、ハイライトやドキュメンタリーなどを放送する。
放送は2020年第1四半期に開始される予定で、現時点ではどの国のどのリーグが視聴可能になるのか発表されていないが、報道によると2つのトップリーグがすでに「Wnited」と契約を交わした。今後、ヨーロッパ、アジア、アメリカの女子リーグや代表チームの試合のコンテンツ契約を進めると予想される。
「Wnited」は、日本のサッカーファンにとってなじみ深いDAZN(ダゾーン)の女子サッカー版といえるだろう。女子サッカーに特化したメディアの登場によって、女子サッカーのさらなる盛り上がりが期待される。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。『BREAK!「今」を突き破る仕事論』(双葉社)を発売中。http://u0u0.net/Ct2N
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