ACミランが中国にアカデミーをオープンへ。中国市場の開発を加速
2021年06月01日 コラム チーム/リーグ経営 Written by 川内 イオ
イタリア・セリエAの名門、ACミランが上海事務所を開設し、中国市場の開拓を加速する。2021年5月、中国でバスケットボール、テニス、ゴルフなどのアカデミーを運営するパシフィックパイン・スポーツ社と、中国全土にスポーツセンターを設立する長期パートナーシップを締結した。
2017年にイタリア国外で初となる事務所を北京に開設したACミランは中国市場の開拓に力を入れており、世界で8億人が利用するWeibo(微博)など主要なソーシャルメディア7つで公式アカウントを運用。そのフォロワー数は、合計で380万人を超える。
また、2020年夏に初めて開催した「China Digital Summer Tour」は中国で高い評価を得た。こういった取り組みにより、2021年1月、Weiboのアワードで「最も影響力のあるサッカークラブ」を受賞。市場調査会社YouGov社によると、中国で最もブランド力のあるイタリアのサッカークラブに成長している。
一方のパシフィックパイン・スポーツ社は現在、中国の10都市でアカデミー事業を展開しており、6000人を超える生徒、90人のコーチ、75の施設を擁している。ACミランとの提携は、同社にとって初めての本格的なサッカー事業となる。
今回の契約によって、ACミランは中国南部の都市、深センで最初のACミラン・アカデミーをスタートし、その後、中国全土に拡大する予定。アカデミーでは、ACミランのトレーニングシステムに精通したクラブ公認のコーチが指導を行う。また、専用のコーチングプログラムを通じて、現地スタッフの育成も担う。アカデミーでは、5歳から12歳までの年齢層を中心に、18歳以下の子どもたちを対象としたエリートスポーツプログラムを提供する。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『1キロ100万円の塩をつくる: 常識を超えて「おいしい」を生み出す10人』(ポプラ新書)が発売中。https://amzn.to/2ZaM9Mz
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