陸上界のレジェンド、マイケル・ジョンソンが高額賞金付きの新しい大会を開催へ
2024年08月07日 コラム アスリートマネジメント/セカンドキャリア Written by 川内 イオ

2025年にスタートするGSTは年間4回の大会が開催され、そのうち2回はアメリカで開催される。アメリカでの2回のうち、1回は、GSTの本拠地であるロサンゼルスで開催される予定。
世界トップクラスのランナー96人が4つの大会で競い合い、GSTは1260万ドルの賞金を提供する。参加する選手の半数はすべての大会に出場する契約を結び、その分の基本給を受け取る。残りの48人の選手は、個別の契約を結ぶ。
東京オリンピックと世界選手権の女子400メートル金メダリストで、2024年6月に世界新記録を出したシドニー・マクラフリン(アメリカ)、東京五輪で銅メダル、世界選手権も2度制した男子1500メートルのジョシュ・カー(イギリス)は、すでにGSTの契約を発表している。
GSTは、プロテニス選手協会の商業部門運営パートナーのウィナーズ・アライアンスから3000万ドル以上の資金援助を受けており、テレビ放映権の契約も間もなく発表されるようだ。
以前から4年に1度開催される夏季オリンピック以外でも陸上競技のファンを魅了し続けるために改革を訴えてきたマイケル・ジョンソンは、メディアの取材に対し、GSTの開催により陸上競技が「年間を通じてスポーツ界の最前線」にとどまるだろうと述べている。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。新著『稀食満面 そこにしかない「食の可能性」を巡る旅』が発売。https://amzn.to/3UBIJxl
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