【Jリーグ】FC琉球が第三者割当増資により資金調達実施。「うむさん(面白)株主交流会」で共創を深め、面白く愛されるクラブへ

2024年10月02日 チーム/リーグ経営 Written by 管理者

FC琉球OKINAWA（Jリーグ）を運営する琉球フットボールクラブ株式会社は、2024年7月から募集した第三者割当増資により資金調達を行ったと発表した。

本資金調達は、FC琉球の経営基盤をより一層強化し、クラブ全体のさらなる発展を目指すもの。また、クラブが掲げる「うむさん(面白)なチームにしていきたい」「沖縄の地域振興に貢献したい」という思いに共感し、同じ目標に向けて取り組む企業が増えたことによって実現した。本資金調達により、「うむさん(面白)」なチームづくりと沖縄県のさらなる地域活性化に向けて、新たな出資者も含めた株主間の交流機会を増やし、コラボレーションによる事業機会の拡大に努めるとしている。

資金調達の背景とこれから
FC琉球は2024年2月に株式会社カヤックと面白パートナーシップ（資本業務提携）を締結。2024年3月にカヤックがFC琉球の筆頭株主となり、4月にはカヤック代表取締役CEOの柳澤大輔氏がFC琉球の代表取締役社長に就任した。

面白パートナーシップ締結以降、ファン・サポーター、パートナー企業、行政関係者、選手などあらゆる人と共創しながら、FC琉球のスポーツエンターテインメント性を高め、ブランド力を向上させるとともに、沖縄の地域振興に貢献する取り組みを進めてきた。

本資金調達により経営基盤を一層強化し、今後は出資者と年2回の「うむさん(面白)株主交流会」を実施予定。カヤック流のブレインストーミングなどを通して、出資企業間の連携を促進し、これまでの主要株主の力も合わせて世界一うむさん（面白）で愛されるクラブチームになることを目指した取り組みを推進する。

世界一うむさん(面白)なクラブへ 春からの取り組み事例

資金調達概要
調達金額：約1億6000万円
調達方法：第三者割当増資
資金用途：組織体制の強化

本資金調達における引受先
（一部非記載、五十音順、敬称略）

追加出資
株式会社アイムホーム
貝畑 正徳
株式会社カヤック
久場 智喜
株式会社仲本工業
街クリーン株式会社
株式会社薬正堂
柳澤 大輔

新規出資
株式会社ASAKA
株式会社アルファドライブ
臼井 隆秀
川村 治
株式会社光和設計
株式会社光和マイクロプロジェクト
サンクスラボ株式会社
株式会社タープホールディングス
太陽グループ株式会社
株式会社だん
株式会社日本未来農業
合同会社NOB
村上 タクオ

引受先のコメント
株式会社アイムホーム
弊社は2024年11月に創立15周年を迎えます。沖縄に住む皆さまの「暮らし」をより豊かにするリーディングカンパニーとして The Okinawa’s Lifeというミッションを掲げリブランドも行います。FC琉球と共に沖縄のさらなる地域活性化を目指すパートナー企業として、一緒に歩みを進めていきます。

琉球アルファドライブ 代表（株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEO）、 麻生要一氏
このたび、FC琉球の株主として応援団に参加させていただくことになり、心からうれしく思っています。当社は、今年7月に承継した名護市のコミュニティ・パーク「coconova」での活動やイベント、沖縄拠点である「琉球アルファドライブ」で展開する県内企業への新規事業開発・多角化支援の活動と重ね合わせて、FC琉球のリーグ昇格と「うむさん(面白)」なチームづくりを応援してまいります。

サンクスラボ株式会社 代表取締役社長、村上タクオ氏
FC琉球により深く関わって応援できることをうれしく思います。女子チームではワークライフパートナーもさせてもらっており、女子選手2名が弊社の社員としても活躍しております。女子チームのなでしこリーグ、そしてWEリーグへの昇格、男子チームのJ1昇格を共に目指してまいりましょう◎

株式会社タープホールディングス 代表取締役、三浦孝志氏
チームのさらなる成長と自然、文化をはじめ素晴らしい沖縄の地域貢献を目指し、全力で取り組んでまいります。サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さまと共に、より強いチームを築き、沖縄から全国に夢と感動を届けられるよう努めてまいります。今後とも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

株式会社美らイチゴ（日本未来農業グループ） 取締役社長、岩脇達磨氏
このたびは琉球フットボール株式会社のサッカーを通した「うむさん（面白）」経営で沖縄県のさらなる地域活性を目指すというビジョンに共感し、親会社である株式会社日本未来農業より出資をいたしました。スポーツと農業、違う分野ではありますが共通する部分も多く、これからお互いに力を合わせて沖縄を盛り上げて行きましょう！

琉球フットボールクラブ株式会社 代表取締役社長、柳澤大輔氏のコメント
株式会社という仕組みは、仲間を増やし、仲間と共に、あるビジョンに向かったプロジェクトを一緒に、協力し合う。そうして協力し合う中で関係性を強化し、また別のプロジェクトを行っていく。そんな仕組みに最適な仕組みだと考えています。今回の増資で、『FC琉球を、世界一うむさん（沖縄の方言で面白）なサッカーチームにしていく』、また、『FC琉球というサッカーチームが自分たちの住む地域（まち）に貢献する人を一人でも増やす存在になる』、そんなビジョンに賛同した仲間が増えたことをうれしく思いますし、自分自身が株主としても経営陣としても全力を尽くしてまいりたいと思います。

●このニュースの詳細はこちら。（FC琉球 公式サイトより）
https://fcryukyu.com/news/50563/