【Jリーグ】株式会社カインズ、ザスパ群馬の第三者割当増資を引き受け。単独筆頭株主へ

2024年12月20日 スポンサーシップ/パートナーシップ 地域振興/社会貢献 チーム/リーグ経営 Written by 管理者

株式会社カインズは、ザスパ群馬（Jリーグ）を運営する株式会社ザスパが実施した第三者割当増資を引き受け、単独筆頭株主となった。カインズ代表取締役社長CEOの高家正行氏がザスパ群馬の取締役（非常勤）に就任する予定※で、クラブの経営をサポートする。
※2025年4月開催予定のザスパ群馬定時株主総会における承認を経て正式決定

カインズは、ザスパ群馬がJリーグに加盟して間もない2006年からオフィシャルユニフォームパートナーとして、ベイシアグループの各企業と共にチームを支援している。2020年12月には、チームを運営する株式会社ザスパに資本参加し、筆頭株主グループの一員となった。

以来、練習環境を充実させることを目的に企業版ふるさと納税を活用し前橋市ローズタウンサッカー場を寄贈したのをはじめ、所属選手が安心してサッカーに取り組むことができるキャリアを形成するための支援活動を行うなど、ザスパ群馬をさまざまな形でサポートしている。

今回、株式会社ザスパが実施する第三者割当増資をカインズが引き受けるのは2020年に続いて2度目で、これによりカインズはザスパの単独筆頭株主となる。

カインズは今後、ザスパ群馬が掲げる2030年のJ1昇格を共に目指し、経営基盤の強化に寄与し、またカインズ創業の地であり、数多くの店舗を有するホームタウン群馬において、地域の課題を解決するとともに活性化を図り、群馬の誇りを創る「共創」のパートナーとして、ザスパ群馬との活動を強化するとしている。

ザスパ群馬への主な支援活動、共創の取り組みについて
前橋市ローズタウンサッカー場の寄贈
前橋市ローズタウンサッカー場（愛称：GCCザスパーク／以下、ザスパーク）は、ザスパ群馬の練習環境を充実させることを目的に、地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税を活用した事業として、カインズが前橋市、ザスパ群馬と連携し、「前橋市・カインズ・ザスパによるスポーツ振興事業等包括連携協定書」を締結の上、建築した。
2024年5月のオープン以降、カインズは、群馬名物「はにわ」をテーマにしたイベントの開催に協力したり、地域住民のアート作品を展示するコーナーを開設したりするなど、ザスパークが名実ともに「地域の憩いと共創の拠点」となるよう、取り組みを続けている。

ザスパ群馬所属選手のキャリア形成支援活動
ザスパ群馬に所属する選手が安心してサッカーに取り組むことができるキャリアを形成するための支援を継続的に行っている。このうち、ザスパ群馬の元選手で現在はクラブアンバサダーを務める清水慶記氏（株式会社JOYNOTE 代表取締役）の支援活動では、株式会社カインズフードサービスが展開するカフェ「CAFE BRICCO（カフェブリッコ）」の看板商品であるマフィンとチョコレートドリンクの開発・販売をサポートした。
清水氏は着実にチャレンジを重ね、セカンドキャリアとして手掛けるチョコレート「よろこびをしるす。」が前橋市のふるさと納税返礼品に選定されるなど、地域における価値共創の輪は広がりを見せている。

チャリティーオークション売上金を活用したスポーツフェスティバル
2024年1月にザスパ群馬と共同実施したチャリティーオークションの売上金を活用し、10月13日に「からだを全力で動かそう！ THESPA sports festival supported by CAINZ」を開催した。
本イベントは、子どもの運動機会の提供、体力向上、健康増進を目的に、ザスパークのグラウンドを利用して実施したもので、未就学児から小学校4年生までの子ども52名が参加した。今後も小売業の強みを生かし、ザスパ群馬を通じた地域における価値の循環を創出する。

株式会社カインズについて
株式会社カインズは、29都道府県下に243店舗を展開するホームセンターチェーン。「くらしDIY」をブランドコンセプトに、くらしを豊かにする価値ある商品・サービスを開発し、お値打ち価格で毎日提供している。Kindness（親切心）と創意工夫のアイデアあふれる店舗づくりに努めることで、お客さま一人一人の、家族の、地域の日常を楽しいものとし、お客さまとのプロミスである「くらしに、ららら。」を届ける。

●このニュースの詳細はこちら。
株式会社カインズ HPより：https://www.cainz.co.jp/news/11169/
ザスパ群馬 公式サイトより：https://thespa.co.jp/news/202412201000/