【スポーツ×テクノロジー×教育】麴町学園中学・高校がロボッチャ協会と次世代型テクノロジースポーツ「ロボッチャ ジャパンカップ2024」を共同開催
2025年02月19日 大会/イベント運営 育成,教育/スクール産業 テクノロジー/デジタル Written by 管理者

麴町学園と一般社団法人ロボッチャ協会は協業して、3月16日(日)に「ロボッチャ ジャパンカップ2024(以下、RJC2024)」を、麴町学園女子中学校高等学校の大築アリーナで開催する。
RJC2024は、日本全国から競技者が集まり、ロボッチャの1/10サイズの部門で競技を行う。ロボッチャを通して「創造力」「思考力」「問題解決力」を磨いてきた多くの競技者が集う場となる。昨年に引き続き、オープン部門として、子どもから大人まで幅広い年齢層の参加者が出場し、自身の実力を試すだけでなく、参加者同士の技術的交流やスポーツマンシップに則ったコミュニケーションの中で、相互に学び合い高め合うことを目的として開催される。
RJC2024では、競技をロボッチャ 1/10部門で行い、リーグ戦方式で行う「予選リーグ」と「敗者復活戦」、トーナメント戦方式で行う「決勝トーナメント」を実施し、優勝チームを決定する。
ロボッチャ 1/10部門は、ボッチャの1/10サイズの競技コートとボールを使用し、投球用のオリジナルロボットをつくり、プログラムを組んでゲームを進行。競技者は、チームを作り、オリジナルロボットを組み立て、一投ごとにプログミングで指示を与えて投球を行う。
麴町学園でのロボッチャの活用
問題解決の手段として「データサイエンス」「プログラミング」「エンジニアリング」などを学び、科学的な視点を育む ロボッチャのプログラムは、麹町学園のみらい科や、サイエンス探究、Active Science の学びのコンセプトと方向性が一致しているため、本年度の年間授業として実施している。来年度は、さらに多くの学年へと対象を広げ、テクノロジーを活用した教科学習や探究学習へと発展させていく予定だ。
また、学校見学に参加した家庭にもロボッチャの体験を提供し、授業で学んだ生徒がメンターとなって運営を行った。他者と協働しながら、何度もトライ&エラーを繰り返す過程を通じて、今後の社会で求められる力を養う機会となっている。
麴町学園の「みらい科」
麴町学園のみらい科は2000年に教育ビジョンである『豊かな人生を自らデザインできる自立した女性の育成』を達成するための独自のキャリア教育としてスタート。自らの将来像をイメージしながら志望大学を選ぶことができるように、段階的に支援してきた。
2016年からはVUCA社会を生き抜くため、社会で生かされる「コンピテンシー」と何が起きても対応できる準備ができている状態である「セレンディピティ」を修得することで、教育ビジョンと達成しようとするみらい科にアップデートして展開している。
2024年度からは協働とメタ認知を重視した探究活動を通じて「答えのない問い」にチャレンジする教育活動にアップデート。この活動を通じて、「心のエンジンを自分で回す」存在になり、Society5.0を生き抜くエージェンシーを身に付けさせることを目的としている。
2024年度の活動では、2024年度『地方創生★アイデアコンテスト』に参加し1チームがファイナリストとなり、沖縄県総合事務局長賞を受賞した(発表テーマ『多良間村の環境問題』)。みらい科は社会の変容を見据えてアップデートを繰り返してきた麹町学園独自の取り組み。2025年度にはSTEAM教育の分野を組み入れ、ロボッチャを幅広い学年で実施予定となっている。
麴町学園の「サイエンス探究クラス」
大学入試における理系女子の増員を背景として、中学1年次に理科に興味関心を持った生徒を対象に、中学2年次より「サイエンス探究クラス」を編成。中学2年では、さらに理科に関する興味関心を深め、仮説を立てて実験を計画するなど、アクティブサイエンスよりも理科に関して深い探究を行う。中学3年では理系女子の第1ステージとして高校の内容も取り入れながら、理系への興味関心をさらに深める。興味を持ったサイエンス分野で深い探究を行うことで、高校での文理選択時に理系にも対応できる生徒を育成し、将来的には希望する理系の大学に進学できるように取り組んでいる。
麴町学園の「Active Science」
現代社会において必要とされている「論理的な思考力・批判的な思考力」を身に付けることを目的としている。また、麹町学園の創立者である大築佛郎氏の「科学の目を開くことをはじめ、広い知識や教養を身につけた女性を育てる」という意思を具体化した取り組みでもある。「Active Science」は、中学生の理科の授業で行う取り組みで、以下の資質・能力を養う。
1. 実験・観察を繰り返すことによって、プロセスを考えていく能力を養う
2. 生徒の活動中心の授業を展開することで、問題解決に向けて主体的に取り組む力、自主的に思考する力を身に付ける
3. グループ学習での生徒間の積極的な話し合いによって、言語能力・コミュニケーション能力を育成する
4. 実験では身近な素材や教材を扱うため、理科に対する苦手意識をなくし、学習意欲を高める
サイエンスは私たちの生活に身近なもので、社会の中のさまざまな場面で生かせる学問だ。自ら学ぶ姿勢を持ち、学びをデザインできる女性、豊かなコミュニケーション能力をもって、社会に貢献する女性、みらいを創造する女性の育成を目指す。
「ロボッチャ ジャパンカップ2024」の概要
日時: 2025年3月16日(日) 9:00-17:15(予定)
参加資格:
(1)1チーム1名から最大4名まで
(2)大会参加学年は、小学2年生〜とし、上限は設けない
開催場所: 麴町学園女子中学校高等学校 大築アリーナ(東京都千代田区麹町3-8)
主催: 一般社団法人ロボッチャ協会
協力: 株式会社育伸社 株式会社エデュソル 株式会社スコップ 非営利活動法人HERO
特別協力: 麴町学園女子中学校高等学校
麴町学園女子中学校高等学校
所在地:東京都千代田区麹町3-8
理事長:坂本久美子
設立:1905年09月
電話番号:03-3263-3011
2025年9月に創立120年を迎え、2025年度は多くの周年行事が行われる予定。
1905年から受け継いできた伝統をもとに、Society5.0と呼ばれる社会に生徒を送り出す責任を感じながら、次の一歩を踏み出す。
https://www.kojimachi.ed.jp/
ロボッチャ協会のミッション
ロボッチャ協会は、スポーツ×STEAM×インクルーシブ教育を組み合わせた、次世代型スポーツ“ロボッチャ”を活⽤し、次世代を担う子どもを中心に大学生や社会人も対象に、スポーツ競技、ロボット工学、プログラミング、チーム作業、ダイバーシティといった多様な入り口から興味を喚起することで、クリエーティブな発想力や、論理的な思考力、会話⼒、問題解決力、協調性(協働性)を培う。その結果、新しい社会の中で他者を尊重するとともに、自己も尊重しながら活躍できる人材に育つ機会を提供することで、広く日本の教育や人材育成に貢献する。
https://roboccia.com/
記事元:PR Times
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