事業許可番号 職業紹介: 13-ユ-311209

スポーツ業界の求人情報とトレンド

【Jリーグ】レノファ山口FCとTOKYO EDUCATION LABが探究型修学旅行プログラムで連携。修学旅行の新しい体験の開発、新たな関係人口の創出へ

2025年02月22日 Written by 管理者

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社TOKYO EDUCATION LABは、Jリーグ社会連携「シャレン!」の活動を地域で行うJリーグ・Jクラブと連携した地域探究型修学旅行プログラムの第2弾を2024年に続き企画した。2025年も山口県を本拠地に置くレノファ山口FC(Jリーグ)を運営する株式会社レノファ山口と共同で、山口県周防大島町を中心とした山口県内を舞台として高校生対象の修学旅行プログラムを提供する。

昨年の様子


Jリーグ社会連携「シャレン!」は、社会課題や共通のテーマ(教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など)に、地域の人・企業や団体・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して取り組む活動だ。 レノファ山口FCはクラブビジョンを「地域とともに、新たな価値を創る」としており、地域に根ざした取り組みを行っている。このビジョンに基づき、TOKYO EDUCATION LABと共創するに至った。「地域の魅力や未来を地域内外の若い世代ともに再発見する」ことを目指し、修学旅行プログラムを実施する。

本修学旅行プログラムは駒場学園高等学校(東京都世田谷区)に採用され、本年1月からプログラム提供を開始し、旅マエ学習から山口県を実際に訪問するまでの探究学習プログラムを提供することが決定している。

TOKYO EDUCATION LABとレノファ山口FCは、プログラムを通じて「スポーツビジネス×地域活性」をテーマとした新たな共創関係の確立と修学旅行の新しい体験の開発、首都圏の高校生との接点が生まれることにより地域にとっての新たな関係人口の創出につながることを目指す。


授業の概要
期間:2025年1月13日(土)~2025年9月28日(土) 合計20回
 ※1月プログラムは他コースと合同のため山口コースプログラムは初回2月15日(土)より開始
山口市への訪問:2025年10月19日(日)〜 2025年10月23日(木)
対象:駒場学園高等学校2年生80名の生徒

本年のプログラム概要(予定)
テーマ:「レノファ山口FCと共にホームタウンエリアの周防大島町を活性化するアイディアを考える!」
事前学習では、山口県内全市町村をホームタウンエリアとするレノファ山口FCと連携して、今回舞台となる周防大島町の地域資源や可能性、課題を自治体や地域人材・企業から学び、またレノファ山口FCと連携するスポンサー企業の地域活性の取り組みなどを事前学習を通じて学び、新たな企画アイディアや、地域の魅力発掘を通じた観光アイディアの創出など、生徒の主体性を優先しセッションを通じて決めたテーマについて探究する。

旅マエ学習プログラムの予定(一部を紹介)
・プロスポーツが貢献する地域活性(地域におけるレノファ山口FC)
・周防大島町職員や地域で活躍する事業者による地域の魅力紹介や取り組むプロジェクトの紹介
・クラブスポンサー企業による取り組み紹介や今後の地域連携の展望の紹介


約10カ月にわたるプログラムレクチャーを通じて、生徒たちは複数の探究テーマを設定し、チーム別に分かれて課題研究やアイデア創出を重ね、10月には実際に周防大島町や山口県内の他のエリアも訪問して現場を視察・体験する。最終的にはレノファ山口FCや地域の方々に各チームのアイデアを提案発表する機会を用意する予定。

TOKYO EDUCATION LABでは、今後も学校教育の一環としての探究学習型修学旅行に積極的に取り組んでいく。生徒の可能性を最大限に引き出し、キャリアの選択肢を拡げるようなプログラムを提供する。


<各関係者のコメント>
株式会社TOKYO EDUCATION LAB 代表取締役、金井隆行氏
この取り組みは生徒が主体的に学ぶ環境を提供するだけでなく、地域との共創の機会を生み出すと考えています。修学旅行が単なる体験にとどまらず、社会に貢献する実践の場となることで、より深い学びと持続的な関係性が育まれています。探究型修学旅行は教育と社会をつなぐ未来の学び方として、修学旅行の在り方を大きく変革する可能性を秘めていると考えており、生徒のキャリアの選択肢が広がる経験を修学旅行に関わる全ての人たちと共に創り上げていきたいです。

株式会社レノファ山口 代表取締役社長、渡部博文氏
レノファとしては、チームを取り巻く多くのパートナー企業、行政など多くのステークホルダーに日頃からサポートいただく中で、チーム自身が外部との関係人口構築のハブとなり、プログラムを通じて県内エリアの魅力や、支えていただいているパートナー企業の価値ある取り組みを知ってもらいたいと思っています。県外の生徒さんたちとの交流の接点を持つことで、プロスポーツクラブが持つ地域活性の新たな可能性を探求することに繋がることを期待しております。

レノファ山口FC ご当地シャレン選手、宮吉拓実選手
今シーズン、周防大島町のご当地シャレン選手を務めさせていただく、宮吉拓実です!
周防大島町の担当選手として、生徒の皆さんと共に、周防大島町の魅力を知り、発信していきたいと思います!

周防大島町 町長、藤本淨孝氏
周防大島町は少子高齢化や人口減少などの課題に直面していますが、「瀬戸内のハワイ」をキャッチフレーズに観光促進や移住施策を進め、持続可能な町づくりを目指しています。レノファ山口FCとの連携による探究型修学旅行の受け入れは、首都圏の若者に本町を知ってもらう良い機会であり、課題解決への独自の視点からの提案と、関係人口の創出に期待しています。

駒場学園高等学校 学年主任、大野友也氏
本校では入学時より探究学習としてさまざまな取り組みを行っています。修学旅行もその一環で、地域創生をテーマに自身の考える解決策を現地でプレゼンテーションしており、山口コースでは、スポーツを通して地域創生の課題を解決するという先進的な探究学習を行っています。生徒たちには単にインターネット上の情報に頼るのではなく、実際に現地の方々と触れ合いながら山口への理解を深め、自身の解決策を考案し、探究心をより一層深めてもらえたらと思っています。

駒場学園高等学校 1学年教諭、平川剛氏
山口コースでは、主に「周防大島」と「山口市」の地域創生を考えていきます。関東から距離もあり、今まであまり馴染みのなかった土地の活性化について考えるには、まず知ることから始めていかなければなりません。生徒たちはさまざまな情報を調べて楽しそうに活動しています。その過程の中で「本当の意味での地域創生とは何か」という深層にたどり着き、この問題についてより深い探究活動を一緒に行っていけたらと考えています。

駒場学園高等学校 1学年教諭、大久保了氏
「地域創生」を大きなテーマとしてまず第1段階として「山口を知る」というところから始めています。昨年はスポーツクラスが対象となっていたため、レノファ山口が全面的に関わってやってきました。しかし、今回はスポーツどころか、サッカーのルールすら知らない生徒たちが、スポーツに限らず「〇〇を通して地域創生」を考えていくことは去年と視点の違った提案できるのではないかと思っています。また現在、山口市、周防大島町、レノファ山口FCが協力して町おこしをしているリアリティのある環境を見て体験できることを楽しみにしております。


レノファ山口FCについて
山口県をホームタウンとするプロサッカークラブ。1949年に山口県教員団として発足し、2006年に同クラブを母体としたレノファ山口FC創設。2015年よりJリーグに参戦。

株式会社TOKYO EDUCATION LABについて
「未来をつくる子どもたちに 探究的な学びの機会を提供する」ことをビジョンに、これからの日本や世界を担う10代の子供たちにむけて、さまざまな学習機会やプログラムを提供する事業を展開している。
主要事業として、次の3つのLAB(ラボ)を運営する。
(1)SDGsを学び、課題解決をしながら自分ゴト化して学ぶ「SDGs LAB」
(2)学生起業をサポートする「起業LAB」
(3)修学旅行を探究的な学習にプロデュースする「探究 LAB」



●このニュースの詳細はこちら。(株式会社TOKYO EDUCATION LAB ホームページより)
https://tokyo-education-lab.co.jp/news/2025/02/1620/


スポーツ業界の求人情報とトレンドは SPORTS JOB NETWORK












ジャンル

PICK UP イベント情報