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【Bリーグ】10月開業の新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」屋外4階に設置される「adidas SPORTS PARK」のコンセプトとデザイン発表

2025年08月27日 Written by 管理者

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アルバルク東京(Bリーグ)を運営するトヨタアルバルク東京株式会社は、2025年10月に開業する新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」の屋外4階に設置される「adidas SPORTS PARK」のコンセプトおよびデザインを発表した。

本施設の施工にあたり、アディダス ジャパン株式会社と協業し、不要となったシューズを再利用する『OUR SHOES, OUR COURTプロジェクト supported by adidas』を立ち上げ、2024-25シーズンのホームゲーム会場などでシューズ回収を実施した。同プロジェクトは、TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社が開発した「RE:MixCourt」(リミックスコート)を国内で初めて導入。回収したシューズを工場で粉砕し、廃タイヤチップに最大4%の割合で混合し、コート素材の一部として活用している。

■プロジェクト概要:https://ourshoes-ourcourt.jp/

当初の目標である1000足を超える1051足のシューズが集まった。回収したシューズは丁寧に粉砕され、アッパー素材とソール部分のゴム素材に分別。そのゴム素材がコートの一部として生まれ変わった。選手やファンの想いが刻まれた、世界に一つだけの屋外バスケットボールコートが誕生した。

コートのデザインには、世界的に活躍するペインター/アーティストの MHAK(マーク)氏を起用。TOYOTA ARENA TOKYO のコンセプト『可能性にかけていこう』をベースに、チャレンジすること、人の心を動かすこと、東京、青海などをキーワードにしたデザインをMHAK氏が考案した。MHAK 氏とアディダスは2017年に adidas Skateboarding とのコラボレーションコレクションを世界で発表するなど、長年にわたり関係を築いていた。

このコートには、設立に関わったすべての人、『OUR SHOES, OUR COURT』プロジェクトに協力した人たちの想いが込められている。初めてバスケに触れる人から高いレベルでのプレーにチャレンジをする人まで、誰もがバスケットボールを楽しめる屋外コートを目指す。

今後はお披露目イベントを起点に、若手選手への機会提供や、バスケットボールにとどまらない多様な取り組みを継続的に展開するとしている。(詳細は後日公開予定)


アディダススポーツパーク コンセプト
Through sport, we have the power to change lives.
アディダスは信じている。「スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある」と。
国籍、性別、年齢、そして人生のあらゆる “壁”を越えて――
誰もがバスケットボールやスポーツそのものの素晴らしさと可能性を体感できる場所。
A Park That Changes Lives.
汗、努力、喜び、悔しさ。
無数の感情と、挑戦する人々の想いが刻まれたコートには、背中を押してくれる「何か」がある。
足を踏み入れるだけで、心が動き出す。
さあ、一歩を踏み出そう。
アディダススポーツパーク。それは、人生が動き出す「はじまりの場所」。


コートデザインについて
ストリートパークを連想させる金網(ゲージ)をイメージしたベースデザインの上に、MHAK氏の代名詞でもあるアイコンを大胆に配し、アリーナと海、世界をつなぐ場所に位置するアディダススポーツパークを抜ける風を表現。国籍、性別、年齢といったありとあらゆる“壁”を打ち破り、世界からこの場所に人々が集まり、この場所から世界へと挑戦していってほしいというスポーツパークのコンセプトが表現されている。

MHAK氏のコメント
私はこれまで絵画をインテリアの一部として捉えた”生活空間との共存”をテーマにすべてのものを描き続けてきました。バスケットボールコートでしかも屋外というこれまでにない新しい挑戦。皆さんの想いも表現することは決して簡単ではありませんでしたが、手を動かし続けることで何とか形にすることができました。このコートが皆さんの生活空間の一部となり、また、ここに足を踏み入れた人たちが、自分たちの可能性に気付いて、世界中で活躍してくれるようになったらうれしいです。

<MHAK氏のプロフィール>
1981年會津若松生まれ。ペインター/アーティスト。
空間と絵画を共存させることをテーマに、自身が生み出した“模様” をキャンバスから巨大なミューラルに至るまで、さまざまな手法を用いて描く。2017年にadidas Skateboardingとのコラボレーションで自身の名前が冠されたシグニチャーシューズを含んだコレクションをグローバルで発表、大きな話題を呼んだ。また地域創生としての地方での活動や、世界中にメンバーを要するアーティスト集団『81 BASTARDS』の一員などその活動は幅広く、現在までに日本はもとよりアメリカ、オーストラリア、イタリア、アルゼンチン等世界中様々な都市で作品を発表し国内外にその独特な世界観を拡げ続けている。


『OUR SHOES, OUR COURTプロジェクト supported by adidas』回収の様子

写真:2024-25シーズンのホームゲーム会場で行ったシューズ回収の様子。多くのファンが、たくさんの想いの詰まったシューズを提供。アルバルク東京の選手、スタッフも協力

粉砕されたシューズ片とコートの土台づくり

写真:回収されたシューズは1足ずつ機械に投入されて、複数段階に分けて裁断し、最終的にソール部分のゴム素材のみを抽出。粉砕されたシューズ素材とメインのゴム素材を混ぜ合わせ、コートのベースとして敷かれた。

ペイントの様子

写真:回収されたシューズの一部が敷き詰められたベースの上に、MHAK氏のデザインを忠実に再現

デザインディティール

コート全体写真


TOYOTA ARENA TOKYOについて
東京・お台場エリアの青海に2025年秋オープンする、次世代型スポーツアリーナ。アルバルク東京のホームアリーナとして使用されるほか、さまざまなスポーツ観戦やエンターテインメント興行に対応。ライブエンターテインメントの興奮や感動を増幅させる『圧倒的な面積を誇るLEDビジョン』と、これまでにない観戦体験となる『上質なホスピタリティ施設・サービス』などが特徴。東京から、世界に向けて、新しいアリーナ文化を発信する。
https://www.toyota-arena-tokyo.jp/



●このニュースの詳細はこちら。(アルバルク東京 公式サイトより)
https://www.alvark-tokyo.jp/news/detail/partner/arena/id=20699


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