【Bリーグ】三井不動産×豊田通商×KDDI、収容客数1万人規模の多目的アリーナ「名古屋アリーナ」着工。ファイティングイーグルス名古屋の本拠地として2027年秋竣工予定
2025年09月01日 施設 地域振興/社会貢献 チーム/リーグ経営 Written by 管理者

三井不動産株式会社、豊田通商株式会社、KDDI株式会社は、愛知県名古屋市に収容客数1万人規模の多目的アリーナ「(仮称)名古屋アリーナ」が2025年8月27日に着工したと発表した。
本アリーナは、ファイティングイーグルス名古屋(Bリーグ)がホームアリーナとして利用するほか、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会などのさまざまなイベントに対応可能となる。開業は2028年初頭を予定。
また、本アリーナは名古屋市営地下鉄名港線・港区役所駅に近く、商業・スポーツ・住宅などの多様な都市機能が集積する、みなとアクルスエリアに位置する。本アリーナへの来場者は、スポーツ・エンターテインメントを通じた非日常の感動体験に加え、隣接する三井不動産グループが管理・運営する、三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルスでの食事や買い物のほか、本アリーナと一体となった企画などを一日中楽しむことが可能となる。
「(仮称)名古屋アリーナ」外観イメージ
バスケットボール試合開催時イメージ
音楽コンサート開催時イメージ
三井不動産の想い~「スポーツ・エンターテインメントの力」を活用した街づくり~
三井不動産は、2024年4月に策定した長期経営方針「&INNOVATION 2030」において、「新たなアセットクラスへの展開」を事業戦略の一つとして掲げており、スポーツ・エンターテインメントの力を活用したリアルの体験価値を最大化する街づくりを目指している。
2021年1月に株式会社東京ドームをグループ会社化、2024年5月には収容客数1万人規模の多目的アリーナ「LaLa arena TOKYO-BAY」(株式会社MIXIとの共同事業)を開業し、さまざまなイベントによる非日常の感動体験と、周辺の商業施設でのイベント前後の食事や買い物などを一日中楽しめる環境の提供に努めている。
今回、名古屋市港区のみなとアクルスエリアに新たなアリーナが誕生。本アリーナは、地域の新たなランドマークとして、スポーツ・エンターテインメントを通じた感動体験を提供するだけでなく、隣接する ららぽーと名古屋みなとアクルスなどの三井不動産が運営する中部圏の商業施設において本アリーナと一体となって楽しめる企画や、三井ショッピングパーク公式通販サイト「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」「三井ショッピングパークチケット」などと連携したさまざまな取り組みを行い、お客の体験価値の最大化を目指す。
三井不動産は、スポーツ・エンターテインメントの力を活用した街づくりを通じて社会の付加価値の創出に貢献するとしている。
豊田通商の想い~未来の子供たちにより良い地球を届ける~
豊田通商は「未来の子供たちにより良い地球を届ける」をミッションに掲げ、グローバルビジョンの「Be the Right ONE(“代替不可能・唯一無二”の存在)」になることを追求し、豊田通商ならではの事業創造やお客への価値提供を目指している。
名古屋市港区に建設が始まる多目的アリーナは、豊田通商が保有するB1リーグのプロバスケットボールクラブ、ファイティングイーグルス名古屋のホームアリーナとして利用される。ファイティングイーグルス名古屋は、1957年に豊田通商のバスケットボール部として創部され、長きにわたり実業団リーグで活動してきた。2016年のBリーグ発足後は、名古屋・東海エリアを拠点とするプロクラブとして、地域社会との共生と地域に密着した活動に取り組んでいる。本アリーナ着工は、ファイティングイーグルス名古屋にとってさらなる飛躍とトップリーグである「B.LEAGUE PREMIER」への早期参入を目指す上でも重要なステップとなる。
豊田通商は、ファイティングイーグルス名古屋を通じて、愛知県ならびに名古屋市のスポーツの発展、青少年育成と地域の活性化に貢献できるよう取り組んでいく。また、ファイティングイーグルス名古屋は、本アリーナを舞台に、地域の新たなシンボルとしてより多くの人々に快適かつ熱狂的な観戦体験を届けるとともに、多面的な価値の創出に努めるとしている。
なお、本アリーナに関しては、2025年9月6日(土)にららぽーと名古屋みなとアクルスで開催予定の「ファイティングイーグルス名古屋2025-26シーズンTIP OFFイベント」で、クラブから案内される。イベント詳細は下記URLより。
⇒ https://www.fightingeagles.jp/news/detail/id=17239
KDDIの想い~通信とテクノロジーの力でパートナーとともに、社会に感動と熱狂を提供~
KDDIは、「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」というビジョンの下、通信を基盤とした新たな価値創造に挑戦している。また、未来を共に築く仲間とつながり、多様な価値の共創を重視するとともに、社外パートナーとの協業を通じて新規事業の創出や先端技術の社会実装を推進し、常にイノベーションの源泉となることを目指している。
今回、名古屋に新たなアリーナを三井不動産、豊田通商と共に開発する。通信の「つなぐチカラ」とデジタル技術を融合し、スポーツや音楽、ビジネスイベントまで幅広く対応可能な多目的空間として、名古屋から世界へ向けて、スポーツ・エンタメの魅力を発信し、地域の文化・経済の発展に貢献する。アリーナは単なるイベントの場にとどまらず、人と人、企業と地域をつなぐハブとしての役割も担う。
さらに、このアリーナを起点に、多彩なパートナーと連携し、新たな価値共創を加速させる。リアルの場が生み出す熱狂とデジタルがもたらす可能性を掛け合わせ、来場者一人一人に特別な体験を届けるとともに、地域社会に新しい交流と経済循環を生み出す。
KDDIは今後も、通信とテクノロジーを最大限に活用し、パートナーと共に、社会に感動と熱狂を提供し続け、未来を共に築く挑戦を続けるとしている。
みなとアクルス 概要
東邦ガスグループが開発を進める「みなとアクルス」は、先進のエネルギーシステムを取り入れた環境に優れ、集合住宅、商業施設、スポーツ施設などの都市機能を集積したスマートタウン。三井不動産グループは、商業施設「ららぽーと名古屋みなとアクルス」や、集合住宅「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルス」、「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスガーデンスクエア」、「パークホームズLaLa名古屋みなとアクルスシーズンズ」の開発を手掛けている。本アリーナの誕生を機に、さらにエリア全体の魅力向上に努める。
https://minatoaquls.com/
中部圏における三井不動産の商業施設について
中部圏では、2002年3月にオープンした「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」を皮切りに、2009年6月に「三井ショッピングパーク ららぽーと磐田」、2018年9月に「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」、2020年9月に「三井ショッピングパーク ららぽーと愛知東郷」および「RAYARD Hisaya-odori Park」、2025年4月に「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」と、計6施設がオープンしており、2025年3月にはららぽーと名古屋みなとアクルスの開業後初のリニューアルを迎えた。また、2025年8月29日にはトヨタ不動産株式会社と共同でカラフルタウン岐阜の運営を開始する。
なお、2025年11月には「(仮称)三井アウトレットパーク 岡崎」の開業が予定されている。「Growing Together」という同社商業施設のコンセプトの下、地域に根差し、育んでいく商業施設の新しいカタチの実現に向けて、施設間での連携を図りながら、今後も様々な取り組みを進める。
スポーツ・エンターテインメントを活用した街づくりの推進
三井不動産は、これまでスポーツ・エンターテインメントの要素を盛り込んださまざまな街づくりを手掛けている。2021年1月の東京ドームのグループ会社化を皮切りに、2024年4月に策定した長期経営方針「& INNOVATION 2030」でも、事業戦略に掲げる新たなアセットクラスへの展開に向け、スポーツ・エンターテインメントを通じた感動体験の創出を目指している。
2024年5月に開業した「LaLa arena TOKYO-BAY」では、音楽コンサートやスポーツイベントなどさまざまなイベントを通じて非日常の感動体験を提供するとともに、同エリアにある「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY」や「三井ショッピングパーク ららテラス TOKYO-BAY」と一体となった企画を通じてリアルの体験価値を生み出すことで、来場者が一日中楽しめる環境づくりに取り組んでいる。
また、東京ドームなどで開催される大型アーティストライブと連動した公式POP-UPイベントが行われる「MIYASHITA PARK」、本格的なスポーツ・エンターテインメントイベントが実施可能な屋内型スタジアムコートを有する「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」、スポーツや映画・音楽コンサートなどのパブリックビューイングが開催できるスポーツパークを有する「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」などのスポーツ・エンターテインメントの要素を盛り込んだ街づくりも手掛けている。
本アリーナに隣接する「ららぽーと名古屋みなとアクルス」では、2025年3月にリニューアルを行い、施設の中心に位置するセンターコートに大型ビジョンや吹き抜け面のデジタルサイネージなどを設置し、多様なイベントが実施できる空間に刷新された。
今後も三井不動産は、スポーツ・エンターテインメントを活用したリアルの体験価値を最大化する街づくりを推進するとしている。
三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪と捉え、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によってさらに大きな社会的価値創出の実現を目指す。
2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」「2.環境との共生」「3.健やか・活力」「4.安全・安心」「5.ダイバーシティ&インクルージョン」「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定。これらのマテリアリティに本業を通じて取り組み、サステナビリティに貢献する。
■グループ長期経営方針 : https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
■グループマテリアリティ : https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
●このニュースの詳細はこちら。
三井不動産株式会社 HPより:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2025/0827/
豊田通商株式会社 HPより:https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/250827_006680.html
KDDI株式会社 HPより:https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-712_4089.html
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