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【水泳】ドイツ水泳協会がリカバリーウエアのベネクスと東京五輪までパートナー契約を締結

2017年01月11日 Written by 管理者

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 ドイツ水泳協会は、ナノテクノロジーを活用した休養・睡眠時専用のリカバリー(疲労回復)ウエアを開発・販売する株式会社ベネクスとオフィシャルパートナー契約を締結した。契約期間は2017年1月から東京五輪を終える2020年12月まで。現在、同協会のオフィシャルパートナーのうち、日本のメーカーはベネクスのみだ。

 今回の契約は、ナノプラチナなど鉱物入りの特殊繊維を使用し疲労回復を促す「リカバリーウエア」を選手に提供し、コンディション調整をサポートするものだ。運動後に加え、車や飛行機での移動時にも着用し疲労回復を促すウエアや、練習後のマッサージ時に使用する施術用クロスなどを、同協会からの要望をもとに共同開発する。また、現在ドイツで販売している現地仕様の商品も随時提供し、選手の疲労回復を全面的にサポートする。

 今回の契約は、世界記録保持者マルコ・コッホ選手の愛用がきっかけとなった。コッホ選手は2014年からリカバリーウエアを着用。コンディションの向上を実感し、同年の世界選手権で優勝するなどの活躍をした。これにより、ヘッドコーチがウエアに関心を示し、2016年5月、ドイツ水泳協会の休養時ウエアとして採用され、リオ五輪代表選手全員に商品を提供した。選手やコーチ陣から「疲労が軽減された」「翌日のコンディションが上がった」など評価され、今回のオフィシャルパートナー契約に至った。

 また同社は、2016年7月から東京五輪までの約4年間、ドイツ五輪協会の地域組織「ドイツナショナルトレーニングセンター」とも、選手の疲労回復をサポートするウエア契約を締結している。同センターに所属するオリンピック選手やパラリンピック選手にリカバリーウエアを提供し、リオ五輪出場時などの休養時ウエアとして着用されている。

 同社のリカバリーウエアは、ナノプラチナなど粒子状にした鉱物を練り込んでおり、それらが発する微弱な電磁波が、自律神経(交感神経と副交感神経)の中でもリラックス状態に働く副交感神経に作用し、筋肉の緊張をほぐし、血流を促し、疲労回復や安眠へと導く。2009年に日本で販売を開始し、累計40万着(2016年9月末時点)を販売。ドイツでは2015年11月から現地仕様の商品を展開し、これまでに1万着(2016年4月末時点)を販売している。

 コッホ選手のコメントは以下の通り。
「(2016年11月に200m平泳ぎで)世界記録を出せたのもリカバリーウエアのおかげ。使用前は睡眠に悩みを持っていました。リカバリーウエアを使用するようになって睡眠が改善され、しっかり疲れを取ることができるようになりました。疲れを取ることはトレーニングと同じくらい大切。リカバリーウエアは、水着と並んで必需品の一つです」

●株式会社ベネクス HP
http://www.venex-j.co.jp/


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