【プロ野球】横浜DeNAベイスターズが「バーチャルハマスタ」を開催、3万人以上のファンが参加
2020年08月19日 チーム/リーグ経営 ファンサービス/ファンマネジメント テクノロジー/デジタル Written by 管理者
プロ野球・横浜DeNAベイスターズと、KDDI株式会社は、8月11日に先端テクノロジーを活用して、自宅にいながらバーチャル上に再現された横浜スタジアムで試合観戦を楽しみ、選手を応援することができる「バーチャルハマスタ」を開催。横浜スタジアム収容人数とほぼ同数の約3万人以上が参加した。
「バーチャルハマスタ」は、バーチャル空間上にもう一つの「横浜スタジアム」を構築し、ファンが自宅からスマートフォンやパソコン、VRデバイスを使って「バーチャルハマスタ」に来場できる。オリジナルのアバターを使って「バーチャルハマスタ」内を自由に動き回りながら、多くのファンと一緒に応援とコミュニケーションを行い球場の雰囲気を楽しめる次世代型のスポーツ観戦。
<イベントの様子>
①スタジアム入り口からコンコースは再現性を重視。本物のスタジアムにいるかのような演出
専用アプリからログインすると、スタジアムの外周からアバターを操作することができる。「バーチャルハマスタ」のエントランスやコンコースはあえて、実際スタジアムで通る道筋を再現。スタジアムへ足を運ぶファンに向けて、よりリアルに近いハマスタを体験できる。
②バーチャル空間だからこその演出で試合を盛り上げる!
グラウンドの中央には、大型ビジョンが設置され、大画面に試合映像が放映された。また、参加者は自分の好きな方向に、他視点でスタジアムや試合を楽しむことができる。試合中にはジェット風船など、現在、実際のスタジアムではできない応援も演出として行われた。
③バーチャルならではの“巨大”で“ド派手”なコンテンツが登場!自撮りで新しい夏の思い出を撮影
「バーチャルハマスタ」には実寸20m規模のDB.スターマンや現役選手の巨大パネルなど、リアルでは実現できないコンテンツが登場。クラスターアプリでは、カメラ機能がついているため、バーチャル上で“自撮り”することが可能に。また、グループ観戦機能を搭載し、3密や飛散を気にせず、仲の良いファン同士が会話しながら試合観戦を楽しむことが可能になった。
横浜DeNAベイスターズOB、荒波翔氏のコメント
「バッターボックスから見る風景など細かいところで、スタジアムがリアルに再現されていて本当にびっくりしました。また、ファンからのコメントを見ながらの解説は自分自身初めての体験で新鮮でした。ただリモートで試合観戦するのではなく、バーチャル空間の中にアバターがあることで、動きがあるのがいいと思いました。自分自身もグラウンドに入りアバターで写真を撮ったり、追いかけっこしたりと、ファンのみなさんと距離を近く感じられる企画だと思いました」
株式会社横浜DeNAベイスターズ ブランド統括本部長、林裕幸氏のコメント
「『バーチャルハマスタ』はKDDIさまとのタッグで実現しました。新型コロナウイルス感染拡大により、ベイスターズでは早くからオンラインに可能性を見いだし、SNSを通じファンの皆さんとのコミュニケーションに努めてまいりましたが、今回実施した『バーチャルハマスタ』では、横浜スタジアムそのものをバーチャル上に再現。スタジアムに行かないと体験できなかった応援や一体感を追体験できるコンテンツを提供していきます」
KDDI株式会社 パーソナル事業本部 サービス統括本部5G・xRサービス戦略部長、繁田光平氏のコメント
「コロナ禍において、いちはやくオンラインの取り組みを手掛けてきましたが、『バーチャルハマスタ』を通じ、新しいスポーツ観戦体験を進めていきたいと考えています。国内初のバーチャルスタジアムとして、リアルとはまた違った体験価値を追求するべく、今回参加されたファンの声をもとに適宜機能をアップデートしてまいります」
記事元:PR Times
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