【Bリーグ】千葉ジェッツふなばしとKCCSキャリアテックがスポーツアナリティクス分野で新たな取り組みを開始

2020年10月11日 スポンサーシップ/パートナーシップ チーム/リーグ経営 テクノロジー／デジタル Written by 管理者

Bリーグの千葉ジェッツふなばしと、KCCSキャリアテック株式会社は、スポーツアナリティクス分野においてIT×スポーツの新たな取り組みを共同で実施すると発表した。

千葉ジェッツでは、バスケットボールにおけるデータの重要性にいち早く着目してきたが、昨今のデータ量の多さ・多様化によってその収集分析に多くの工数が必要となること、またそのデータがアナリストやコーチに帰属化していることなど、データ収集および分析・活用について課題を抱えていた。

一方、KCCTキャリアテックは日本のAIに関する人材不足を見据えたIT人材の育成を行っている。同社は2018-19シーズンからオフィシャルパートナーとして千葉ジェッツをサポートしており、その中で双方の関係者同士で交流が生まれ、前出の千葉ジェッツの課題に対して解決策を提示した。担当者同士で検討・トライアルを重ねた上で、将来的にも千葉ジェッツに貢献ができると判断したという。

公式データおよび千葉ジェッツから提供される各種データを、同社の独自開発のシステムにより整理・整理・抽出・加工（標準偏差・相関係数含）までを自動化し、タイムリーに千葉ジェッツへ提供。千葉ジェッツは提供を受けたデータにチーム独自のノウハウを加え、分析レポートとして活用する。現在は千葉ジェッツアナリストの仮説に基づくデータ分析（仮説検証型モデル）を行っているが、今後は双方でデータベース化を進めつつ、AI技術の一つである機械学習を用いた仮説探索型分析（※）を導入することで、新たな知見やKPIの活用を進める。チーム関係者が「いつでもどこでも誰でも」データベースにアクセス可能な、チームの勝利につながるシステムの構築を目指す。（※仮説探索型分析：事前に特定の仮説を持たず、データを用いて仮説を新たに見出そうとする分析手法）

本取り組みを通じ、千葉ジェッツを念願のリーグ制覇に導き、100年続くバスケットボールクラブとする、ひいては日本のバスケットボール界を前進させていく取り組みとするため、今回のスポーツアナリティクス分野における協業を行うとしている。

●このニュースの詳細はこちら。
千葉ジェッツふなばし 公式サイト：https://chibajets.jp/news/detail/id=18334
KCCSキャリアテック株式会社 HP：https://www.kcct.co.jp/pdf/201009_pr.pdf

記事元：PR Times