【Jリーグ】FC今治とNTTぷららがキック力強化に特化したオンラインアカデミーの共同トライアルを実施
2021年09月28日 スポンサーシップ/パートナーシップ チーム/リーグ経営 育成,教育/スクール産業 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
Jリーグ所属のFC今治と、株式会社NTTぷららは、キック力の強化に向けたフォーム映像解析などをオンラインで行うトライアルを、11月14日(日)に開始する。同トライアルはオンラインアカデミー「キック塾」とし、FC今治の本拠地である愛媛県在住の小・中学生を対象に行われる。
キック塾の参加者は、自身のキック動画を専用Webアプリにアップロードすることで、科学的アプローチに基づいた映像解析技術によるフォーム分析と、FC今治のコーチングスタッフによる専門的なテクニカルアドバイスをオンラインで受けることができる。その他に、キックに関する講座や現役選手との対話会、子どもたちのそれぞれの体格に合ったフィジカルトレーニング動画など、サッカーに関するさまざまなプログラムが企画される予定。(キック塾で提供される映像解析技術によるフォーム分析は、株式会社ネクストベースの技術協力により実現)
NTTぷららは2017年にFC今治とオフィシャルパートナー契約を締結して以降、地域発信パートナーとしてチームと地域の発展に寄与している。両社は今後、多くの子どもたちに届けられるサービスの展開に向けて、同トライアルの技術・運用・プログラム等の課題を精査し、検証を行う。サッカーを学べる新たな環境を提供することで、サッカーのさらなる発展への貢献を目指す。
キック塾は11月14日(日)に開始し、約1カ月間行われる予定。応募期間10月10日(日)まで。応募人数は約50人で、定員を超える場合は抽選となる。応募条件は愛媛県在住の小・中学生となっている。
FC今治 アカデミー・メソッド グループ長、橋川和晃氏のコメント
「サッカーには、キック、コントロール、ドリブル、ヘディングなどさまざまなテクニックがあります。その中でもキックは、試合中に最も使われ、重要なテクニックの一つです。試合の場面では、パスやシュート、クリアーでキックが使われます。今回のキック塾では、キックの中でもインステップキックに焦点を当てていきます。なぜかといえば、日本人が不得意といわれているキックだからです。インステップキックは、遠くに、あるいは強くボールを飛ばす時に使われます。もっと具体的にいえば、ディフェンスラインからのロングフィード、サイドチェンジ、ミドルシュートなどです。ボールを遠くへ蹴るためには、正しいフォームを身に付けることが大切です。今回のキック塾では動作解析のテクノロジーやコーチからのアドバイス、そしてFC今治のトップチームの選手たちのデモンストレーションを交えながら、正しいキックフォームを身に付けるためのコツをつかんでもらえたらと思います」
国立スポーツ科学センター(JISS)先任研究員・工学博士、尾崎宏樹氏のコメント
「これまでのサッカーの指導では、正確に蹴ることが重要だという考え方が強かったと思います。しかし私は、まず強くボールを蹴る能力や習慣を身に付け、その上で正確性を獲得することが、日本人サッカー選手のキック力強化や決定力不足の解消につながると考えています。今回のプログラムは、科学的な知見とプロのコーチングを融合させた画期的なものです。未来の日本サッカーを担う選手たちのキック力向上に貢献できたらうれしいです」
■キック塾 特設ページ
https://www.nttplala.com/sports/fc_imabari/kickjyuku/
●このニュースの詳細はこちら。
FC今治 公式サイトより:https://www.fcimabari.com/news/2021/004185.html
株式会社NTTぷらら HPより:https://www.nttplala.com/service_info/2021/9/20210927.html
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