【陸上】GMOインターネットグループと再生医療関連事業のセルソースがメディカルパートナー契約を締結
2021年11月06日 健康産業 タイアップ/コラボ チーム/リーグ経営 Written by 管理者
GMOインターネットグループの陸上長距離チームと、再生医療関連事業を展開するセルソース株式会社は、メディカルパートナー契約を締結した。陸上競技の実業団が同契約を締結するのは今回が日本初となる。
今後、GMOインターネットグループに所属する陸上長距離選手に対して、セルソースが調製方法の特許を取得しているPRP由来サイトカイン「PFC-FD」(※1)を用いた医療バックアップ体制を導入する。
(※1:Platelet-derived Factor Concentrate Freeze Dry(フリーズドライ化した血小板由来因子濃縮物)の略。患者自身の血液から作製したPRP(多血小板血漿)の成長因子の濃度を高め、無細胞化とフリーズドライの処理を施し室温での長期保存を可能にしたもの。「PFC-FD」を用いた治療においては手術が不要であり、患部に投与することで疼痛軽減や機能回復の効果が期待される)
GMOインターネットグループでは、選手のスポーツ傷害(けがや身体の不調)の治療選択肢の一つとして医療法人社団nagomi会 まつだ整形外科クリニック(埼玉県熊谷市)をはじめとした医療機関と連携し、医師の判断の下で「PFC-FD」を用いた療法を取り入れる。併せて、あらかじめ選手自身の「PFC-FD」を作製しておくことで突発的なけがに備えるなど、新たな医療体制の構築も検討し、より強靭なチームづくりに生かす。
メディカルパートナー契約締結の背景
セルソースは、再生医療に用いられる脂肪由来幹細胞や血液の加工受託を行う再生医療関連事業を展開している。主に変形性関節症や、陸上・サッカー・野球などスポーツによるけがなどの治療に広く導入されており、2万7000件以上にのぼる多くの症例に活用されている。
GMOインターネットグループは、2016年4月1日の陸上長距離チーム創設以降、世界で戦うナンバーワンアスリートの育成を目指し、世界陸上日本代表選手の輩出や、全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)での入賞などの実績を積み重ねている。2024年パリオリンピック出場やニューイヤー駅伝優勝という目標に向けた環境を整えるため、医療面からのチームバックアップの強化を目的に、今回のメディカルパートナー契約締結に至った。
●このニュースの詳細はこちら。
GMOインターネットグループ HPより:https://www.gmo.jp/news/article/7440/
セルソース株式会社 HPより:https://www.cellsource.co.jp/news/20211102/
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