【プロ野球】東京ドームでパナソニックの顔認証技術を活用した入場・決済サービスが運用開始

2022年03月03日 施設 チーム/リーグ経営 テクノロジー／デジタル Written by 管理者

パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社は、株式会社読売巨人軍・株式会社読売新聞東京本社・株式会社東京ドームの3社に、東京ドームでの一般来場者を対象とした新たな入場・決済サービスにパナソニックの顔認証技術が採用され、運用が開始されると発表した。顔認証決済は3月2日のオープン戦、顔認証入場は3月25日の公式戦から運用開始予定となっている。

東京ドームでは、過去最大規模のリニューアルと、完全キャッシュレス化や顔認証技術の導入などのDX（デジタルトランスフォーメーション）を実施し、来場者に新しい観戦体験が提供される。

パナソニックの世界最高水準の顔認証技術を活用した顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」の入場・決済・チケッティング連携のアプリケーションが採用され、プロ野球・読売ジャイアンツ戦の入場から決済までシームレスに利用できる新サービス「facethru（フェイスルー）」として運用が開始される。パナソニックは、感染症対策として有効な接触機会の低減を実現しながら、来場者の快適な空間づくりとスタッフの業務効率化に貢献し、さらなる東京ドームのサービス向上をサポートする。

パナソニックは、2021年3月から東京ドームで関係者を対象とした顔認証入場、および一般来場者を対象とした顔認証決済の実証実験を行った。実証実験の環境において、マスク着用時でも99％以上の認証率を実現し、今回の本格導入に至った。本格導入においては、顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」と併せて、各種IDを連携するパナソニック独自の仕組みも開発。新たにデザインした顔認証入場ゲートは、3つの特長―（1）場所や時間、気象、季節で変わる設置条件に対応（2）運用面を考慮して移動・設置が容易（3）ユニバーサルデザインへの配慮等利用者が使いやすいデザイン―が設計に反映されている。また、ゲート本体およびチケッティングについては株式会社イープラスと連携。SuicaについてはJR東日本メカトロニクス株式会社が提供するクラウド型ID認証システム「ID-PORT」と連携させるなど、各種ID連携の仕組みが可能になった。これにより、『GIANTS ID』を介して、顔認証による入場とSuica認証による入場を、1台の入場ゲートで実現した。パナソニックの顔認証決済の常設型システム、KPASクラウドでチケッティング連携を活用した常設型システムの納入は今回が初となる。

●このニュースの詳細はこちら。（パナソニック グループ HPより）
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/03/jn220301-2/jn220301-2.html

記事元：PR Times