【プロレス】ブシロードとSHOWROOMが資本業務提携、女子プロレス団体「スターダム」の動画アーカイブのNFT化を検討

2022年03月08日 スポンサーシップ/パートナーシップ 大会/イベント運営 テクノロジー／デジタル Written by 管理者

株式会社ブシロードは、ライブ動画ストリーミングプラットフォーム 「SHOWROOM」やバーティカルシアターアプリ「smash.」の開発・運営を行う SHOWROOM株式会社より第三者割当増資を引き受け資本業務提携した。

資本業務提携の概要
ブシロードグループはIPを軸にアニメ、ゲーム、音楽、イベント、MDなどさまざまな事業展開を行うIPデベロッパーを基本戦略としている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、リアルライブやイベントなどアナログなエンターテインメントの不確実性が増す一方で、デジタル領域での顧客体験の創造はますます重要性なものとなっている。

SHOWROOMは、出演者と視聴者がリアルタイムコミュニケーションを行えるライブ配信ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」や、プロクオリティの短尺映像を配信するバーティカルシアターアプリ「smash.」など、エンターテインメントにテクノロジーを掛け合わせた新しいサービスを生み出している。

今回の資本業務提携により、両社が有する経営資源および経営ノウハウを有効活用し、共同して新たなデジタル領域のビジネスやIPの創出を目指す。

今後の展望
協業の第1弾として、子会社の株式会社ブシロードファイトが運営している女子プロレス団体「スターダム」の動画アーカイブを活用したNFT（Non-fungible token）化を検討・推進する。

株式会社SHOWROOM 代表取締役社長、前田裕二氏のコメント
「このたび、まったく新しいスタイルでエンターテインメントと感動を届けられているブシロードさまとタッグを組めることに興奮しています。
　ブシロードさまの擁する強固で確かなコンテンツ創出力は、そのままでも既に甚大な勢いを持って世界に影響を与えておられますが、そこに当社が強みとするテクノロジーの力を添えることによって、コンテンツの潜在力をさらに引き出し、新しい化学反応を起こしていけることを確信しました。
　これからのwithコロナ、そしてWeb3世界においては、今までのビジネスモデルや技術の常識が大きく崩れていき、成功の方程式が変わる未来を誰もが予見するところだと思います。しかし、仮に届け方が変わっても、人の笑顔や幸せを生み出すコンテンツ・企画の本質は変わらないと考えます。ブシロードさまは明確にそれを持たれています。全ての基本となる発想力やユーザーさま・ファンの皆さまを想う温かいIP運営がそこにある中で、はばりながらも、われわれがNFTやメタバースなど新しいアングルで、少しでもコンテンツが本来持つ魅力を知る人の数や影響力を増やし、プラスの係数を掛けていけたらという決意です。
　まず具体的には、女子プロレス団体スターダムさまとの連動からスタートさせていただきますが、他にも共同IP開発、オーディション、新規のビジネスモデル開発など、一つ一つ、成功事例を積み上げてシナジーを証明してまいります。
　日本発ビジネスの競争性に対してしばしば疑義が向けられる中ですが、日本が生み出すコンテンツは世界に誇れる圧倒的な優位性であり武器だと信じています。個人的にも、同じ証券業界出身で今エンターテインメントをつくられている木谷（高明）会長には強くシンパシーを感じておりますが、このチームで日本発世界一をつくっていけるように、高い視座で野心的に挑戦を仕掛けてまいります」

株式会社ブシロード 代表取締役会長、木谷高明氏のコメント
「新型コロナウイルス感染拡大によってお客さまの行動が変化し、エンタメの楽しみ方は大きくデジタルシフトしています。また、昨年はNFTやメタバースが大きな話題となりましたが、そういった新たな技術がエンタメ領域にも波及し、コンテンツの新たな表現、新たな楽しみ方が生まれてくるのではないかとの期待が高まっています。
　そのような事業環境の変化を捉え、当社も積極的な新規領域への参入を行います。当社はIPデベロップというソフト面を強みとしているので、テクノロジーによって実現される新たなエンタメ領域への進出はテクノロジーに強みを持つ企業とパートナーシップを組んで行うのがいいと考えています。今回の提携はそのような新規領域への進出を行うための一つです。
　SHOWROOMさまとはライブ配信から着想を得た新規IPの共同開発や共同でのオーディション企画の実施などさまざまな展開を議論していますが、まずは女子プロレス団体スターダムを一緒に盛り上げてもらえることになりました。スターダムはコロナ禍にあっても順調に拡大を続けており、SHOWROOMさまとの取り組みによってコンテンツ価値のさらなる向上を実現できると確信しています」

●このニュースの詳細はこちら。
SHOWROOM株式会社 ホームページより：https://showroom.co.jp/news/2022/0301
株式会社ブシロード ホームページより：https://bushiroad.co.jp/media/0b58936507c849a2

記事元：PR Times