【女子サッカー】アディダスが選手と共に女子サッカーの未来を提案するキャンペーンを始動「Mana Talk! ‐岩渕真奈と100人のサッカーガールズトーク-」開催
2022年03月12日 地域振興/社会貢献 アスリートマネジメント/セカンドキャリア Written by 管理者
アディダス ジャパン株式会社は、全国10~30代の女子サッカープレーヤー500人を対象に実施した調査結果を受けて、選手と共に女子サッカーの未来を提案するキャンペーンをスタートする。その一環として、女子サッカー日本代表・岩渕真奈選手と現役の女子サッカープレーヤー100人で語り合う「Mana Talk! ‐岩渕真奈と100人のサッカーガールズトーク-」が3月28日(月)に開催される。
アディダスは、「スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある」という理念のもと、2020年より継続しているグローバルブランドキャンペーン「Impossible Is Nothing(「不可能」なんて、ありえない。)」の一環として展開する女性を含む全ての人々が安心してスポーツに取り組むことができるよう、女性の多様性にスポットライトを当てたキャンペーン「I’m Possible / ジブンを信じきる。」、サッカーでは中学生年代の女子チーム創設を支援する「HER TEAM」プロジェクトなどの活動を行っている。
3月8日に女子サッカープレーヤー500人を対象に「女子サッカーに関する意識調査」を実施。その調査結果によると、女子プレーヤーの7割以上が機会、環境、ステップアップ面ともに男女差を感じると回答し、多くのプレーヤーが男女の体格差に起因するもの以外でも悩みを抱えていることが判明。今後の女子サッカーに対して「幼い子でもチャレンジできる場所がどの町にもあるようになってほしい」など期待を寄せていることが分かった。
この調査結果を受けて、アディダスでは女子サッカーの未来をより考えていく機会として、岩渕選手と現役の女子プレーヤー100人で語り合う「Mana Talk! ‐岩渕真奈と100人のサッカーガールズトーク-」の開催を決定。自身も小学生からサッカーをはじめ、現在はサッカー日本代表、そして海外でも活躍する岩渕選手と現役プレーヤーのリアルな目線で今後の女子サッカーの未来について考える。さらに、2020年に立ち上がった「HER TEAM」プロジェクトでも、既存チームに対するサポート強化に加え、来年度に立ち上げを考えているチームを対象に、今秋に新たに募集を再開することを決定している。
「Mana Talk! ‐岩渕真奈と100人のサッカーガールズトーク-」開催概要
・開催日時:3月28日(月)19:00‐20:00
・実施方法:ZOOM
・参加方法:アディダス アプリからadiCLUBに会員登録の上、イベントへエントリー
・応募期間:3月20日(日)23:59まで
・応募対象者 :現役の女子サッカープレーヤ― ※12歳以上が応募可能(12歳以上20歳未満は保護者同意の上で応募)
「HER TEAM」プロジェクト2022概要
2021年度のHER TEAMプロジェクトでは、全国23都道府県・計48チームから応募があり、総計10チームに対して創設のためのサポートを行った。2022年度も新規チームの創設サポートは継続し、今秋に募集を再開する予定だ。さらに、2020、2021年度に当選したチームや、日本サッカー協会が行う女子選手普及活動へのサポートに加え、バイエルン・ミュンヘンが開催する「FC BAYERN FOOTBALL CAMPS JAPAN」と連携するなど、これまで以上に女子サッカー選手へのサポートを強化する。
「女子サッカーに関する意識調査」について
アディダスでは2022年2月に、全国10~30代のサッカープレーヤー、女性500人を対象に「女子サッカーに関する意識調査」を実施。調査結果は下記の通り。
【調査結果サマリー】
1. 女性プレーヤーの7割以上が機会・環境・ステップアップ面ともに男女差を感じる
2. 女性だからこその悩み・困りごとに「スポーツにおける体型の変化」や「周囲の理解」が上位に
3. プロ選手・社会人選手を目指す上で「女性としての将来の可能性を犠牲にする」を課題や不安に感じているプレーヤーが4割以上
4. 約2人に1人が今後幼い子でもサッカーチャレンジできる機会がどの町にでもあってほしいと回答
【調査概要】
調査タイトル:「女子サッカーに関する調査」
対象者:今までにサッカーを行ったことがある女性プレーヤー(現在含む)
サンプル数:500人
調査エリア:全国
調査期間:2月16日(水)~21日(月)
調査方法:インターネット調査
【調査結果】
■女性プレーヤーの7割以上が機会面・環境面・ステップアップ面において男女差を感じている
女性プレーヤーがどんなところに男女差を感じるか聞いたところ、「機会面」「環境面」「ステップアップ面」の3項目ともに女性プレーヤーの7割以上が、男女差を感じると回答。
さらにサッカーをプレーする中での悩みについて、「機会面」「環境面」「ステップアップ面」「パフォーマンス面」でそれぞれ具体的に聞いた。機会面では「女子の部活やチームが少ない、またはない(51.4%)」、環境面では「練習場所が少ない(43.0%)」、ステップアップ面では「女子でロールモデルになるような身近な先輩が少ない、またはいない(40.8%)」、パフォーマンス面では「女性らしい身体の成長や発達により、身体の使い方やパフォーマンスが乱れたり、変化することに対応しなければいけない(42.2%)」が最も大きな悩みとして挙げられた。男女の体格差に起因するパフォーマンスだけでないところにも多くの女性プレーヤーが男女差を感じていることが分かった。
■女性プレーヤーだからこその悩み・困りごとに「スポーツにおける体型の変化」や「周囲の理解」が上位に
スポーツプレーヤーとして、“女性”だからこそ感じる悩みや困りごとがあるかという質問に対して、「太ももや足首が太くなるなどスポーツに起因する特有の体型(35.6%)」と回答するプレーヤーが最も多く、次いで「監督やコーチにスポーツをする上で生理や貧血などの女性の身体的な特徴が周囲に理解されづらい(32.2%)」、「過度な減量やハードな練習量が求められる(30.2%)」という結果になった。上位項目のうち、スポーツによる体格・体型の変化への悩みに加えて、周囲の理解に関する項目も悩み・困りごととして挙げられていることが伺える。
■プロ・社会人選手を目指す上で「女性の将来の様々な可能性」について不安や課題と回答した人が4割以上
女性プレーヤ―の中でもプロ選手・社会人選手になりたいと思う(思った)人たちに対して、目指すうえでの不安や課題について聞いたところ、「プロ選手、または社会人選手になっても生活が成り立たない(待遇が低い)(43.2%)」、「女性としての、将来の様々な可能性(妊娠、出産など)を犠牲にするのではないか(42.7%)」、「身体面で選手生命が短いのではないか(42.2%)」順に多い回答結果になった。
■約2人に1人が今後幼い子でもサッカーチャレンジできる場所がどの町にでもあってほしいと回答
「女子サッカーを取り巻く社会に対しての期待をお知らせください」という質問に対して、「幼い女の子がサッカーに触れ、チャレンジできる場所や施設がどの町にもあるようになってほしい(48.6%)」と半数以上が回答。次いで「市区町村に一つは、女子のサッカークラブやチームがあるようになってほしい(39.2%)」、「女子のサッカー競技人口がもっと増えてほしい(35.6%)」と、多くの女子サッカープレーヤーが今後の女子サッカーに対して期待を寄せていることが分かった。
■「Mana Talk! ‐岩渕真奈と100人のサッカーガールズトーク-」
https://go.adidas.com/ihha/Manatalk
記事元:PR Times
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