【Bリーグ】茨城ロボッツとニールセンスポーツがスポンサーシップ効果測定・評価の契約を締結
2022年12月14日 スポンサーシップ/パートナーシップ チーム/リーグ経営 Written by 管理者
スポンサーシップ分析とファンインテリジェンスを事業とするニールセン スポーツ ジャパン株式会社はこの度、Bリーグ所属の茨城ロボッツとメディア露出価値換算&スポンサーインパクト調査の契約を締結した。
本契約は、スポンサーシップにおけるメディア露出価値や投資対効果を数値化・可視化することを目的としている。今回の取り組みを通して、両社はロボッツの各メディアにおける露出価値・ROIの把握、露出以外の面で創出されているスポンサーメリットの測定・評価を行うことができるようになる。スポーツ界では依然として、十分なデータ分析を行わずに意思決定者の感覚値でスポンサードするか否かの意思決定がなされているケースも多く、スポンサーシップの価値が浸透しきっていないことが課題となっている。また、2026年からの新B1に参入する条件として観客動員数「平均4000人以上」、売り上げ「12億円以上」、アリーナ「新設アリーナの基準充足」を満たす必要があり、これらを達成するための裏付けデータとしての活用が期待される。
今回の契約における取り組み内容
メディア露出価値換算:
テレビ中継やOTT(バスケットLIVE)、テレビニュース番組を中心に、オンライン記事とSNSにおいてもスポンサー企業のメディア露出価値を測定・追跡する。測定においては、ニールセンが独自のAIによるトラッキング技術を活用して動画を分析し、正確かつ高速な価値換算を行う。グローバルで統一された測定方法により、クラブはスポンサーシップにおいて複数のアセットをApple to Appleで比較を行うことができる。分析から得られたデータ・インサイトを活用することで、正確なメディア価値の把握や広告配置・メニューの最適化などに役立てることが可能となる。
スポンサーインパクト調査:
上記メディア露出に加えて、ホームゲーム開催時のアクティベーション実施や、ホームタウンでの各種活動が、スポンサー企業のブランディングにどのような効果(ブランド認知率の向上・イメージの向上・購買意向の向上など)をもたらしたかを、定量的に評価する。両調査を並行して行うことでスポンサーシップ効果の最大化を狙う。
茨城ロボッツ 代表取締役社長、西村大介氏のコメント
「茨城ロボッツは、2022-23シーズンも引き続き国内最高峰のB1リーグで戦っており、B1昇格10年以内に日本一を目指して取り組んでいきます。クラブの価値をスポンサー企業に共有することで、我々の活動に共感をいただける方を増やし、茨城のホームタウンで行う活動のエンゲージメント向上や新しいファンの創出に向け、より密度の濃いアクティベーションを一緒につくっていきたいと考えます」
ニールセン スポーツ ジャパン バイスプレジデント、マリオ・ロング氏のコメント
「ニールセン スポーツはBリーグで10を超えるクラブにサービスを活用いただいており、国内バスケットボールにおける深いインサイトを有しています。2026年を予定しているB1リーグの新たな枠組みでは、クラブは経営面において大きな変革や順応が求められます。当社は業界のエキスパートとして、データ分析で得られた知見をB1リーグのパートナークラブに提供し、今後もサポートし続けていきたいと考えています」
●このニュースの詳細はこちら。(茨城ロボッツ 公式サイトより)
https://www.ibarakirobots.win/news/20221213_01_sponsors/
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