【プロ野球】日本ハム新球場運営のファイターズ スポーツ&エンターテイメントと三菱UFJ銀行がスポーツ×金融を通じた事業共創実現へパートナーシップ契約を締結

2023年02月08日 スポンサーシップ/パートナーシップ 施設 チーム/リーグ経営 Written by 管理者

2023年3月に開業する新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO（エスコンフィールドHOKKAIDO）」を核にした「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE（北海道ボールパークFビレッジ）」の開発・事業運営を行う株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントと、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）の連結子会社である三菱UFJ銀行は、金融とスポーツの掛け合わせによる新たな事業共創と地域課題の解決を目指し、パートナーシップ契約を締結した。

価値共創アプローチ
昨今、産業構造の変化や、新規事業開拓、デジタル化、ESG対応など、お客さまの経営課題・ニーズは加速度的に多様化・複雑化している。そのような状況下、三菱UFJ銀行は、より一層環境・社会課題の解決への取り組みを推進するために、2022年4月に事業共創投資部を新設した。事業投資やパートナーシップなどを通じてお客さまと事業リスクを共にし、セクターの調査機能や産・官・学との協働などの機能を活用することで、社会課題解決に資する新産業・新事業創出を目指す。

パートナーシップ契約の内容と意義
ファイターズが運営を担うFビレッジは、「共同創造空間」を理念とし、さまざまなパートナーシップを通じて持続可能な社会の実現や社会課題の解決を目指している。三菱UFJ銀行事業共創投資部が目指す事業創出を体現する最適な事業フィールドの一つであり、今後、同行の有する幅広いネットワークや総合金融サービスの知見・ノウハウの提供などにより、Fビレッジの事業価値向上を目指す。さらに、本件を契機に地域課題の解決に向け新たな取り組みを両社で推進する。

スポーツ×金融による事業共創
エスコンフィールドは日本初の開閉式屋根付きの天然芝球場で、球場内温泉・サウナや、フィールドが一望できる球場内ホテルやクラフトビール醸造レストランなど、球場の概念を覆す、世界が驚く仕組みを多数備えられている。同行とファイターズは、今後エスコンフィールド内でさらなるファンサービスの向上および事業価値向上につながるさまざまな取り組みを進めるために連携する。本パートナーシップの象徴として、同行はエスコンフィールドにおいて、記者会見やインタビューの他、さまざまなビジネス会議にも使用されるカンファレンスホールを「MUFG Co-Creation Room（プレスルーム）」と命名した。同行の目指すスポーツ事業戦略（スポーツを通じたイノベーションの社会実装・社会課題解決）の推進に向け、さまざまなステークホルダーとのハブ機能としての活用が予定されている。

また、一部施設の利用権を取得し、MUFGの顧客や地域と共に日本における新しいスポーツ文化の創造・発展にも取り組むとしている。

スポーツの持つ「経済的価値・社会的価値」を可視化し、新たなビジネスへつなげる
スポーツは人を引きつける強力なコンテンツ力がある一方で、スポーツがもたらす「経済的価値・社会的価値」の計測やその事業活用についてはまだまだ発展の余地があり、MUFGが培ってきた「モノの価値を測る」力を結集し挑戦できる領域だと考えているという。今後、同行はファイターズと連携し、同行の有する幅広いネットワークや総合金融サービスの知見・ノウハウの提供などにより、Fビレッジが地域にもたらす「経済的価値・社会的価値」の計測に取り組み、新事業の創出を目指す。

●このニュースの詳細はこちら。
株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント HPより：https://www.hkdballpark.com/news/100/
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ ホームページより：https://www.bk.mufg.jp/info/pdf/fighters_teiketsu.pdf
北海道日本ハムファイターズ 公式サイトより：https://www.fighters.co.jp/news/detail/202300254634.html