【スポーツ×育成】ONE TAP SPORTSのユーフォリアが、スクール運営管理アプリSgrumを子会社化。幅広い年代でのスポーツのインフラを目指す

2023年03月03日 スポンサーシップ/パートナーシップ 育成,教育/スクール産業 テクノロジー／デジタル Written by 管理者

トップアスリートから高校生を対象ユーザーにコンディション管理アプリを提供するスポーツテック企業の株式会社ユーフォリアは、スポーツクラブ・スクール運営管理アプリに強みを持つSgrum株式会社の全株式を取得し、ユーフォリアの完全子会社とすることで基本合意した。この完全子会社化により、育成年代からプロ・代表まであらゆるスポーツチームを支えるインフラを目指す。

完全子会社化の背景
ユーフォリアは2013年から、スポーツチーム管理者がデータ活用による選手のパフォーマンス向上、ケガ予防を行うためのコンディション管理アプリ「ONE TAP SPORTS」を提供してきた。ラグビー日本代表をはじめとする国内外のトップアスリートから大学・高校の学生スポーツへと裾野が拡大し、71競技1700チーム（プロ・アマ・学生含む）に提供し運営している。今後さらに、育成年代（ジュニア、ユース）でのユーザー層拡大を目指している。

また、ユーフォリアはONE TAP SPORTS事業を通じて培ったノウハウとスポーツチーム、スポーツ選手、スポーツ専門職のネットワークを活用し、法人向け事業として、2020年10月に商品開発・マーケティング支援事業、2022年10月にウェルネス事業を開始した。

今後も、ONE TAP SPORTS事業拡大を通じたスポーツ界でのコンディションの可視化DXの普及推進、また、スポーツ科学やアスリートのノウハウといったスポーツの価値を一般社会へ応用する新事業開発への投資を継続し、スポーツ界およびスポーツ界と一般産業界をつなぐプラットフォーマーを目指している。

Sgrumは、Break’sのスポーツ事業が2017年6月に分社独立して誕生。スポーツクラブ・教室向け運営管理アプリ「Sgrum」を開発提供し、現在ユーザーは1000チーム、会員数10万人へと成長している。Sgrumアプリでは、スケジュール管理、会員への情報配信、会費徴収・決済、試合結果、掲示板、毎日のヘルスチェックなどが行え、スクール運営における業務効率化を図ることができる。

完全子会社化を実施することにより、ユーフォリア、Sgrumの両社は、スポーツチーム・スクールの課題解決におけるナレッジ共有やソリューション提案を行うことができ、両社のユーザーに対する顧客価値の向上、新規プロダクト開発など事業シナジーを推進する。さらには、両社の顧客基盤がより強固なものになることにより、あらゆるスポーツチームを支えるインフラを目指す。

Sgrum株式会社 代表取締役、高久靖史氏のコメント
「2017年よりSgrumサービスを開始し、皆さまのご愛顧により5年で1000団体、10万人を超える会員さまにご活用いただけるサービスとなりました。この5年『子どもたちが良い指導を受けられるようにしたい』『現場運営をシステムで革新させる』という思いでサービスの改善に努めてまいりました。今回、ユーフォリアの橋口代表、宮田代表と出会い、この思いに共感いただき、また我々もユーフォリアの『スポーツに懸ける情熱』に感銘を受けました。ご一緒させていただくことで、よりスポーツや子どもたちの未来に貢献できるものと確信しております。皆さまにとってより良いサービスをご提供できるよう新たに努めてまいりますので、どうぞご期待くださいますようお願い申し上げます」

株式会社ユーフォリア 代表取締役、橋口寛氏のコメント
「Sgrumは、日本の育成年代のスポーツにとってなくてはならない素晴らしいサービスです。スポーツ現場を良くするために本気で取り組んできた同社に対しては、かねてからリスペクトの思いを抱いていました。昨年来、代表の高久さんや社員の皆さんとの対話を重ねるたびに、Sgrumの皆さんが持つ価値観や企業文化が、私たちユーフォリアのそれと非常に近いことを強く感じました。このたび、そのSgrumとユーフォリアが一緒になることになり、心からうれしく思っていますし、今後両社が共に力を合わせることによってさらに大きな価値をスポーツ界に提供することができるようになると確信しています。新しい仲間と一つのチームとなって『人とスポーツの出合いを幸福にする』という私たちのミッションに向かって共に取り組んでまいります」

Sgrumについて：
https://sgrum.com/
Sgrumはスポーツ団体や習い事教室を中心に約1000加盟店が利用するスクール運営のDXプラットフォームサービス。国内の40以上のプロスポーツ団体のスクールやアカデミーの連絡網として指導者と保護者をつなぐアプリとして活用されている。機能としては会員への連絡網機能を基盤に、月謝の徴収ができる「オンライン決済（クレジットカード・コンビニ支払い）」のサービスや会員の体調管理・記録ができる「ヘルスチェック機能」など、スクール運営に必要なサービスをアプリを通じて提供されている。

ONE TAP SPORTS（ワンタップスポーツ）について：
https://one-tap.jp/
「ONE TAP SPORTS」は、コンディション機能・インジュリー機能などで構成され、試合や練習を通じて得られる行動データに加えて、食事メニューやケガの状態などを組み合わせて分析することにより、トレーナー・コーチ・監督等の指導者が選手へ適切な指導やアドバイスを行うことを可能にするデータプラットフォーム。アナログでの情報収集・管理・指導が主流だったスポーツの現場において、アスリートのコンディションなどさまざまな情報を「見える化」し、コンディション管理・ピーキング・ケガ予防をサポートする。現在、ラグビー日本代表をはじめとする日本代表では26競技、プロチームを中心に国内外で71競技、1700チーム以上（2023年2月時点）に導入されている。

●このニュースの詳細はこちら。（株式会社ユーフォリア HPより）
https://eu-phoria.jp/news/pressrelease/20230301-sgrum-euphoria