【Jリーグ】鹿島アントラーズとアスリートメッド株式会社がオフィシャルパートナー契約を締結、ヘルスケアサービス事業を拡充

2023年03月10日 スポンサーシップ/パートナーシップ 健康産業 チーム/リーグ経営 Written by 管理者

Jリーグ所属の鹿島アントラーズと、アスリートメッド株式会社は、オフィシャルパートナー契約を締結した。契約締結に伴い、3月から新たなヘルスケアサービス事業として、グループ型エクササイズを発展させた「アントラーズスポーツドック」を、4月から幅広い年代のアスリート向けパーソナルトレーニングとなる「アントラーズスポーツトレーナーズ」をカシマスタジアム内などで開始し、アスリートメッド株式会社と共に地域の健康寿命延伸に取り組む。

アスリートメッドは、「プロスポーツチームの持つヘルスケアのノウハウを活用し、日本を元気にする」という方針の下、プロスポーツ選手向けの専門治療を一般に向けてカスタマイズし、スポーツクリニック運営支援などを通じてけがの回復から運動再開までのサポートサービスを提供している。クラブパートナーであり同社の筆頭株主であるイービストレード株式会社と鹿島アントラーズは2015年8月、アントラーズスポーツクリニックを共同で開院している。

鹿島アントラーズはアスリートメッドにカシマスタジアム内カシマウェルネスプラザの運営を一部委託しており、アントラーズスポーツクリニックとも連携し、アスリートメッドが持つトップアスリートのパフォーマンスを向上させるためのノウハウを地域の健康寿命延伸に活用する。その新たな取り組みとして、「アントラーズスポーツドック」と「アントラーズスポーツトレーナーズ」をスタート。「アントラーズスポーツドック」は、一人では続けることが難しいエクササイズを個々のレベルに合わせたグループで行い、3月からカシマウェルネスプラザで運用を始めた。一般会員に加え、65歳以上の高齢者向け介護予防、子ども向け運動教室としてもプログラムを実施する。「アントラーズスポーツトレーナーズ」は、子どもから大人までを対象にアスリート向けのトレーニングとケアを提供するプログラムで、アントラーズスポーツクリニックとの連携で元トップチームのトレーナーを中心にニーズに合わせたメニューを組み、4月からカシマスタジアム内でサービスを開始する。

今後、ヘルスケアサービス事業の拡充によるアスリートメッドとの協業を推進していくとともに、心身の健康や幸福さを表すウェルビーイング社会の実現へ向けて、同社との連携を深める。

アスリートメッド株式会社について
イービストレード株式会社のメディカル事業部がスピンアウトする形で2021年3月に設立。イービストレード時代に掲げた「プロスポーツチームの持つヘルスケアのノウハウを活用し、日本を元気にする」という目標の下、スポーツクリニックの経営と運営支援、スポーツジム運営や介護予防事業などに取り組む。

アスリートメッド株式会社 代表取締役社長、石嶋正幸氏のコメント
「鹿島アントラーズさまのオフィシャルパートナーとして、共に地域のウェルビーイング実現に向けて取り組めることを光栄に思います。今回の契約締結を機に、アントラーズスポーツクリニックでも行っているクラブが持つ医療ノウハウの地域還元をさらに発展させ、事業拡大していくことになりました。プロフットボールクラブのコンディショニングノウハウを活用し、介護予防などに取り組んでいくことは、間違いなく地域にとって有益になると確信しております」

鹿島アントラーズ 代表取締役社長、小泉文明氏のコメント
「このたび、アスリートメッド株式会社さまをオフィシャルパートナーに迎えられたことを大変うれしく思います。同社の親会社でありクラブパートナーのイービストレード株式会社さまとは2015年からアントラーズスポーツクリニックを共同運営しておりますが、現在では年間6万人を超える来院者があり、アントラーズの持つ『医療のノウハウ』を地域に還元するという思いを、今回の契約締結で地域の健康寿命の延伸に貢献し、ウェルビーイング社会の実現につながる『医療サービス』から『ヘルスケアサービス』としてさらに拡充させてまいります」

●このニュースの詳細はこちら。（鹿島アントラーズ 公式サイトより）
https://www.antlers.co.jp/news/club_info/91908