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【自転車】ヒュンメルと宇都宮ブリッツェンがオフィシャルサプライヤー契約を延長

2023年05月10日 Written by 管理者

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デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)と、栃木県宇都宮市を本拠地とするプロ自転車ロードレースチームの宇都宮ブリッツェンは、オフィシャルサプライヤー契約を更新し、複数年契約を締結した。

自転車の乗りやすい環境づくり
2022シーズンの契約は、日本では初めてとなる自転車ロードレースチームのサポートで、ヒュンメルとしては新しい試みだった。レース用ユニフォーム以外のアパレルやスニーカー、バッグを提供し、チームからの評価も得て、2023シーズンから複数年での契約延長となった。

ヒュンメルの母国デンマークは、平野の広がる国で自転車が生活に根差している。首都コペンハーゲンは、『世界一の自転車都市』を目指した街づくりを進めており、2018年の調査では、通学・通勤の手段として、約50%の人が自転車を選んでいる。

宇都宮市も関東平野が広がる自転車使用率の高い地域で、宇都宮ブリッツェンは、2009年から栃木県内で自転車安全教室を開催している。保育園から高校までを中心に、これまで延べ6万3800人以上が受講した。自転車専用道などハード面へのアドバイスや、交通安全の大切さや自転車の楽しさというソフト面を広げる取り組みまで、自治体と協力しながら、自転車の乗りやすい環境づくりを進めている。

唯一無二のクラブに
2023シーズンの宇都宮ブリッツェンは、「ONE OF A KIND(唯一無二)」をチームスローガンに、サイクルチームとして、他に並ぶものがないユニークなチームを目指している。チーム初の外国人選手(フォン・チュンカイ選手/台湾出身)が加入し、グローバル化を図るとともに、小学生以上のジュニア育成チームを充実させたローカル化も実施している。この2つを掛け合わせた「グローカル化」を推進している。

2022年には日本最大のジャパンカップが宇都宮で開催され、地元チームとして大きな声援を受けた。キャプテンの谷順成選手は、「宇都宮の地域のためにできることをやっていく」と話し、西村大輝監督は、「MTB、シクロクロス、ロードの全てで日本一を目指し、ジャパンカップでは、クリテリウムとロード両方の優勝を狙う」とチーム力でも唯一無二を狙うと宣言した。

ヨーロッパで人気の高いロードバイクは、エコでサステナブルな乗り物でもある。ヒュンメルは、トップチームのサポートに加えて、自転車を通じた地域活動に取り組む宇都宮ブリッツェンのパートナーになることで、環境や健康、地域活性化にも貢献していくとしている。

宇都宮ブリッツェンについて
宇都宮ブリッツェンは、栃木県宇都宮市を本拠地とする自転車ロードレースのプロチームで、国際自転車競技連盟の3番目となるカテゴリー(UCI Continental Teams)に当たる。宇都宮市が夏場に雷が多発する地域であることから、ドイツ語で稲妻が輝くを意味するBLITZEN(ブリッツェン)をチーム名にしている。2021年からスタートしたジャパンサイクルリーグでは、チーム総合優勝を果たした。


●このニュースの詳細はこちら。
hummel 公式サイトより:https://www.hummel.co.jp/2023-utsunomiya_blitzen/
株式会社エスエスケイ HPより:https://www.ssksports.com/2023-blitzen/
宇都宮ブリッツェン 公式サイトより:https://www.blitzen.co.jp/news/20230508_hummel/


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