【陸上】サニブラウン・アブデル・ハキームと東レがグローバルパートナーシップ契約を締結

2023年06月05日 スポンサーシップ/パートナーシップ アスリートマネジメント/セカンドキャリア Written by 管理者

陸上競技短距離走のサニブラウン・アブデル・ハキーム選手と、東レ株式会社は、4年間のグローバルパートナーシップ契約を締結した。今回のパートナーシップを通じて、サニブラウン選手は東レ所属となり、東レとサニブラウン選手はアスリート支援や広告出演というだけの関係にとどまらず、素材の共同開発や東レが取り組む社会貢献事業にサニブラウン選手が参画する予定。また、サニブラウン選手が取り組もうとしている陸上界およびスポーツ界に必要なサステナビリティーやダイバーシティーへの活動に対しても、東レはその活動の支援をしていく。

東レは、繊維、機能化成品、炭素繊維複合材料、環境・エンジニアリング、ライフサイエンスといったさまざまな分野に素材を供給する総合化学企業だ。1926年の創業以来、「企業は社会の公器であり、その事業を通じて社会に貢献する」という経営思想の下、さまざまな地球環境問題に対し、革新的な先端材料の創出を通じてグローバルに本質的なソリューションを提供している。

サニブラウン選手は、アメリカ・オレゴン州で開催された2022年世界陸上競技選手権大会、100ｍ決勝で日本人として90年ぶりの快挙である7位入賞を果たした。さらなる頂上を目指して、日々肉体を鍛え、己の限界を追求して、世界の舞台で挑戦し続ける陸上競技界のトップアスリートだ。

東レの地球環境問題への取り組みや、グローバルに成長していく姿、極限を追求する研究・技術開発の姿勢に、サニブラウン選手が強く共感し、また、サニブラウン選手の自己の身体能力向上の極限を追求し、常に挑戦を続ける姿勢に、東レが感銘を受けたことから、両者は共に手を取り本気で世界一を目指すパートナーシップ契約の締結が実現した。

アスリートと企業が双方で知恵を出し合い、価値を共創することで、その関係性を高め、頂点へのあくなき挑戦と、より良い社会の実現に向けたメッセージを発信し、単なるスポンサーシップではない、「新たなるスポーツパートナーシップモデル」を構築する。

東レとサニブラウン選手の取り組みについては、東レのＷｅｂサイト内の特設ページで随時公開される。（https://www.toray.co.jp/partnership/athlete/ ）

サニブラウン・アブデル・ハキーム選手のコメント
世界一、国際大会でのメダル獲得に向けて、本気で挑戦している私にとって、東レさまとグローバルパートナーシップ契約を機に、一緒に世界を目指せることをうれしく思います。東レさまの掲げる「極限追求」「超継続」は陸上短距離走競技そのもので、トラックで体現していきたいです。またサステナビリティー、ダイバーシティー等の社会課題や次世代への還元をテーマに、スポーツ界・陸上界のさらなる発展につながる活動を、東レさまと一緒に追究していければと思っていますので、皆さま楽しみにしていてください。

東レ株式会社 代表取締役社長、日覺昭廣氏のコメント
今回、日本陸上界のエースであり、世界の舞台で活躍されているサニブラウン選手とパートナーシップを締結できることを大変うれしく思います。「世界一になる」という高い目標を掲げるサニブラウン選手と、「新素材で世界をよくする」という東レのあくなき思い、いわば「極限を追求する」という、お互いが共通した高い志を持っており、共に支えあいながら、互いに目指すべき目標に向かって強く走り抜けたいと思います。

●このニュースの詳細はこちら。（東レ株式会社 HPより）
https://www.toray.co.jp/news/details/20230530114625.html