【学校スポーツ】学校スポーツ改革の情報プラットフォーム「イマチャレ」の共創パートナーに、株式会社シーエスエスと株式会社電算システムが参画
2023年07月23日 地域振興/社会貢献 育成,教育/スクール産業 Written by 管理者
部活動をはじめとして、学校スポーツ改革の課題解決を推進している「イマチャレ製作委員会」(主管企業・団体:EDUSHIP株式会社、筑波大学体育スポーツ局、読売新聞東京本社)は、新たな共創パートナーとして、住友生命保険相互会社の100%子会社である株式会社シーエスエス(以下、CSS)、および株式会社電算システム(以下、DSK)の2社と提携を行う。CSSとDSKが共同で提供している決済サービス「TREE PAYMENT(ツリーペイメント)」を通じて、今後、部活動や学校教育のお金に関する諸課題の解決に取り組む。
参画の背景
公立中学校の部活動を地域に移行する「地域移行」の議題は、2023年度から国が段階的な取り組みを促す3年間の「改革推進期間」に入っている。
部活動の地域移行には、指導者や、財源の確保、時間や大会の見直しなど、さまざまな課題がある。その一つに「スポーツ活動の有料化」がある。これまでの部活動は先生の活動の一環として無償で行われていたが、今後は、地域クラブへの移行だけでなく、先生が指導をするケースであっても、有料化の方向が示唆されている。それに伴い、保護者からの集金や、指導者への謝金の支払い、未収金の回収や返金等、お金の円滑な取り扱いに関するさまざまな課題も生じる。
そこで、部活動改革や学校現場でのお金の取り扱いにおいて、外部の専門的なサポートも加わるべきとして、決済課題解決に向けた共創パートナーとして、CSSおよびDSKとの連携を開始することが決定した。
今後の展開
まずは、イマチャレと連携している自治体・学校・地域事業者を中心に、部活動改革や学校現場でのお金の取り扱いの課題に関するヒアリングからスタートし、全国における部活動改革の実践者に向けて、最適な決済ソリューションの企画・提案を目指す。
全国に先駆け、イマチャレ連携の自治体・学校・地域事業者と決済での課題解決を推進する。
イマチャレ製作委員会 委員長、佐藤壮二郎氏のコメント
このたび、これからの学校スポーツの課題解決にまた新たな専門的、かつ共創型のパートナーさまにご参画を賜りましたこと、大変心強く思っております。ご関係者さまに重ねて感謝と御礼を申し上げます。
深刻な先生方の働き方の問題や、これからの子どもたちの地域に合った多様なスポーツ活動の確立など、この数年でより進んでいく部活動の見直しの議題においては、お金の議題が必ずセットで出てまいります。
これまで学校関係者の過度な負担や教育貢献への強い意志に支えられてきたことに感謝するとともに、これからはより継続性のある新しい仕組みを社会全体で議論し、実践していく必要があります。その際にお金に関しても、最新の決済や資金の取り扱いのノウハウが初期から共有されていくことは、行政・学校・地域クラブの皆さまにとっても大きな助けになるものと確信しております。本パートナーシップがこれからの教育活動やスポーツ活動において「新たな可能性の発見」になればこの上なく幸いです。
株式会社シーエスエス 代表取締役社長、小阪博司氏のコメント
「部活動をはじめとした学校スポーツ改革の課題解決」に共感し、共創パートナーとして参画させていただくことを決定いたしました。
私たちは、部活動や学校教育における「お金」についての課題解決にお役立ちできるよう、安全、便利な対 価収納支払サービスを最新の価値を添えて提供してまいりたいと存じます。そのことを通じて、イマチャレが目指す、子どもたちの未来を明るいものにし、一人一人の個性を尊重した、笑顔の絶えない教育現場づくりに、わずかながらでも貢献できれば幸甚でございます。
株式会社電算システム 代表取締役社長執行役員、高橋譲太氏のコメント
当社は、「共創」により新たな価値を創造し、社会に貢献することを経営理念としてまいりました。
「イマチャレ」への参画は、文字通り「共創」の一環として、社会に貢献できるものと考えております。
当社が長年にわたり培ってきた決済サービスにおけるノウハウを生かして、部活動の地域移行をはじめとした学校教育における課題解決に貢献してまいります。
決済サービス「TREE PAYMENT」とは
「TREE PAYMENT」は、CSSおよびDSKが共創で開発した決済サービスプラットフォーム。導入される事業者に決済手段を簡単に提供できることに加え、未収金回収や口座振替の不備対応など、今後の自治体・学校・地域スポーツ団体の金銭の取り扱い「集金から返金、謝礼の支払いまで」幅広く決済での現状抱えている課題を解決できる可能性がある。
【TREE PAYMENTの開発コンセプト】
・保護者タイミングで保護者の希望する手段で簡単決済が可能
・併せて、自治体・学校・地域スポーツ団体が行っている、決済関連の手間も大幅に削減可能
・集金から返金、謝礼の支払いまで幅広く決済での現状抱えている課題を解決し、集金袋をなくし、決済手段の多様化を目指す
「イマチャレ」およびイマチャレ製作委員会につきまして
「イマチャレ」とは、次の世代の「学校スポーツ」を創ることを目指し、2021年7月に筑波大学アスレチックデパートメント、読売新聞東京本社、エデュシップ株式会社(学校教材会社)の3団体が一体となり立ち上げた、学校スポーツの課題解決に特化した情報プラットフォーム。
部活動や体育など「学校スポーツ」の議題と改善例を取り上げており、ジャーナル(情報誌)の定期配布(年3回)や、月1回のオンラインプログラム、そして年2回のコンベンションなど、さまざまな事例や有識者のインタビューやアンケート、さらにはコンサルティング等を通して、いずれも無償で学校スポーツ改革の実践をサポートする。2022年度からはスポーツ庁、経済産業省の後援を受ける。
●このニュースの詳細はこちら。
株式会社電算システム HPより:https://www.densan-s.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/TREEPAYMENT20230719-1.pdf
株式会社シーエスエス HPより:https://www.css-osaka.com/pdf/%E3%80%90%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%80%91%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9.pdf
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