【Jリーグ】ザスパクサツ群馬、ブロックチェーン技術を利用した地域共創型コミュニティ「ザスパ共創DAO」をスタート

2023年08月04日 チーム/リーグ経営 ファンサービス/ファンマネジメント テクノロジー／デジタル Written by 管理者

Jリーグ所属のザスパクサツ群馬は、株式会社フィナンシェによるブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE｣を活用して、「ザスパ共創DAO」を発足した。「ザスパ共創DAO」の発足に伴い、FiNANCiEにおいてザスパクサツ群馬のトークンの追加発行・販売を開始した。

「ザスパ共創DAO」は、"地域共創型のサッカークラブでつながりと誇りがあふれる群馬へ”というビジョンの実現を目指したWeb3の新しいコミュニティーだ。クラブをハブとした地域交流の場づくりや、オール群馬プロジェクトをはじめとしたさまざまな活動をしていくことで、群馬県が抱える人口減少や高齢化といった深刻な社会課題解決の一助にもなる活動を行う。

ザスパ共創DAOとは
「ザスパ共創DAO」は、ザスパクサツ群馬と共に、ビジョンである“地域共創型のサッカークラブで、つながりと誇りがあふれる群馬へ”に賛同したメンバー皆で意思決定し、プロジェクトを推進していく共創型コミュニティー。創立20周年の節目を機に発表した、次の20年を見据えてクラブを「オール群馬」の象徴として確立すべく行ったリブランディングと併せ、2021年に開始したFiNANCiEのコミュニティーも地域共創型コミュニティ「ザスパ共創DAO」へアップデートする。

DAOをハブとして、ファン・サポーターだけでなく、クラブや群馬に関わるさまざまなステークホルダーによって、これまでになかったメンバー同士の横のつながりや多様なアイデアを生み出し、群馬の活性化に向けた新たな価値を創造する。

トークン販売について
販売期間：9月29日(金) 21:00
販売ページURL：https://financie.jp/users/Thespakusatsu_Gunma/cards

ザスパ共創DAOのプロジェクト内容
ビジョンの実現に向けて、現時点で実施を検討しているものは以下。

①「Road to J1プロジェクト」
ザスパクサツ群馬は、群馬県を代表するクラブになり、地域社会に貢献することを目指している。そのためには強いチームであること、つまりJ1へ昇格することが必要だとしている。J1で活躍すれば多くの人に認知され、より影響力を持つことができるとしている。

「ザスパ共創DAO」では、ファンディング収益の一部で選手を獲得したり、選手の移籍が発生した際の、移籍金の一部を使ってBuyback（トークン購入）を行っていく新たなトークン循環型モデルを構築する。今までになかったこのモデルを構築することで、トークンホルダーの方々とWin-Winな関係を築きながら、ザスパ共創DAOの継続的な成長を目指す。

②オール群馬プロジェクト

デジタルのコミュニティーであるDAOは、全国どこからでもアクセスできるという特性上、県外在住サポーター、群馬県出身者、群馬を愛する人なども気軽に参加できる。そんな群馬に縁のある人たちに参加してもらいながら、クラブが群馬県全域で愛される存在になるための活動を実施する。

例えば、前橋市の新クラブハウスが地域住民の集う憩いの場になる企画やイベントを考えたり、地域毎のパブリックビューイングを開催するなど、DAOメンバーと一緒にアイデアを出し合いながら、地域を盛り上げていく活動をする。

③ザスパンダ育成委員会
リブランディングに伴い、新たに誕生する「ザスパンダ」。まだまだ何も決まっていないこのキャラクターをこれから一緒に育てていくプロジェクト。キャラクター設定やグッズ制作などを通じて、群馬県民から愛されるアイコンとなるようなマスコットにしていく。

④ザスパマーケティングチーム
「もっとこうすれば観客動員数が増えるんじゃないかな」「こんなグッズがあったらうれしい」など、DAOメンバーと一緒にマーケティング活動を実施する。新規ファンの拡大、最終的には正田醤油スタジアム群馬を満員にすることを目指し、さまざまな企画を実行する予定。

DAOとは
“自律分散型組織”と呼ばれ、ビジョンに賛同する人々が協力して、自律的に運営されるコミュニティー。組織内の活動は公開・可視化され、メンバーによる投票等によってDAOの意思決定が行われる。しかし、現在のDAOはまだまだ実験段階のものも多いためにザスパ共創DAOでは、開始当初はザスパクサツ群馬がDAOを推進する。

●このニュースの詳細はこちら。（ザスパクサツ群馬 公式サイトより）
https://www.thespa.co.jp/newsinfo/?p=12538