【サッカー】育成年代の選手が欧州のクラブに短期留学「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」がスタート
2023年11月15日 スポンサーシップ/パートナーシップ 育成,教育/スクール産業 Written by 管理者
公益財団法人日本サッカー協会(以下、JFA)と、アディダス ジャパン株式会社は、パートナーシップの下、育成年代の選手を対象とした「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD (ドリームロード)」を発足した。
本施策は、世界基準の選手育成を目的に、日本の育成年代の選手が、欧州クラブのトレーニングに参加するプロジェクト。その第1弾として、スペインのレアル・ソシエダ、ドイツのFCバイエルン・ミュンヘンの2チームで実施される。今回の取り組みについて、SAMURAI BLUE(日本代表)森保一監督は「技術面・フィジカル面・コミュニケーション面でどのように自分らしさを出していくのか、環境に順応していくのかを自分自身で感じて、考えて、最終的に出国前より帰国後の自分が成長していてほしい」とコメントし、欧州の舞台へ飛び立つ選手たちに激励のメッセージを送った。参加選手も「このプロジェクトを通して、日常を変えるきっかけにする」「自分の武器が通用するのか試したい」と語った。
「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」について
「世界基準の選手育成」を目的に、アディダス ジャパンとJFAの共創プロジェクトとして発足。育成年代で世界基準の環境に身を置き、若いうちからハイレベルな経験をすることで、日本サッカー界を担う選手へと成長することを目指す。
プロジェクトの第1弾として、2023年11月20日(月)~12月3日(日)に、スペインのラ・リーガに所属し、サッカー日本代表の久保建英選手もプレーするレアル・ソシエダで、4名の選手が練習に参加をする予定だ。2023年11月26日(日)~12月10日(日)には、ドイツのブンデスリーガで11連覇中の強豪FCバイエルン・ミュンヘンに、6名の選手が練習参加。来年以降も、順次海外クラブへの派遣が予定されている。今回の各選手の海外での模様は、JFAのYouTubeチャンネル「JFA TV」を通じて発信される予定だ。
コメント
SAMURAI BLUE(日本代表)森保一監督
アディダスさんとのプロジェクトを経て、サッカー文化が日本に根付いていくこと、サッカーを通して選手が成長していくことを共創できればと思っています。若いうちから海外経験を積むことでサッカー面・生活面で本当に多くのことを吸収できると考えているので、本プロジェクトを通して、選手の成長の機会をいただけたことは本当に素晴らしいことだと思います。
選手には新しい環境でチャレンジした経験を大切にしてもらいたいですし、今後の成長につなげてほしいと考えています。具体的には、技術面・フィジカル面・コミュニケーション面でどのように自分らしさを出していくのか、環境に順応していくのかを自分自身で感じて、考えて、最終的に出国前より帰国後の自分が成長していてもらえるとうれしいです。
JFAユース育成ダイレクター 影山雅永氏
まずは、日本の可能性を秘めた育成年代の選手に対し、このような素晴らしい環境を整えていただいたアディダス ジャパンさまへは深く御礼申し上げます。
皆さまご存じの通り、日本代表チーム、そして選手たちの最近の活躍は目を見張るものがあります。プロとしてJリーグで活躍すること、そして海外でプレーすることと各自が夢を持って育ち、現在では多くの海外でプレーする選手たちで代表チームが組織されるまでになってきています。
我々JFAは育成年代の代表チームを作って海外への遠征を行いますが、極東に位置する島国の日本にとってはインターナショナルな経験は欠かせません。ただ、その回数は限定的で、遠征時にも皆で同じホテルに泊まり、ホテルとスタジアム、練習場の往復での活動がほとんどとなります。
先輩方の活躍を見ることによって若い選手が刺激を受け、海外にチャレンジする年齢はより若年化して来ている昨今、代表チームとしての海外遠征以外に如何にインターナショナルな経験を積ませることが可能なのか、JFAとしてどのような貢献ができるのかを考えてきました。
海外でプレーをするということは、決して容易なことではないことが想像に難くないと思います。今回行う真の海外経験としての個人留学は、現地のチームメイト・スタッフとも対等に会話し、それを理解する必要があり、プレーの面でもより高いインテンシティに対応し、現地の食事の中でそれに耐え得るカラダづくりをすることが求められます。
我々としては、今回のこの貴重な経験をアディダス ジャパンさまのご支援のもと、より中長期的に継続することで、海外でプレーするイメージを具体的に描け、自信を持ってチャレンジできる、そんなたくましい選手を育てていくことを実現したいと考えています。
アディダス ジャパン ブランドアクティベーション シニアディレクター 山本健氏
このたび、このようなプロジェクトをJFA様と取り組めること、非常に嬉しく思います。本プロジェクトを通じて、グローバルブランドであるアディダスが持つイノベーションやプロダクト、契約チーム、アスリートとのつながりなど、提供できる機会を最大限に生かしながら、派遣選手が世界基準の環境に身を置き、ハイレベルな経験ができるよう最大限サポートしてまいります。
我々アディダスは「スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある」と信じています。今回のプロジェクトを通じて、派遣選手たちのみならず、日本の多くの育成年代のプレーヤーが刺激を受け、よりひたむきにサッカーに取り組むことで、サッカーが文化として日本により深く根付き、人々の人生を豊かにしていくことを願っています。
●このニュースの詳細はこちら。(日本サッカー協会 公式サイトより)
https://www.jfa.jp/news/00033190/
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