【スポーツ×テクノロジー】アスリートのコンディション・パフォーマンス管理『ONE TAP SPORTS』のユーフォリアと東京海上ホールディングスが資本業務提携

2023年12月03日 スポンサーシップ/パートナーシップ 地域振興/社会貢献 その他 テクノロジー／デジタル Written by 管理者

スポーツテック企業の株式会社ユーフォリアと、東京海上ホールディングス株式会社は、資本業務提携を行った。安全・安心のスポーツ環境づくりに向けて協業を開始する。

業務提携の背景と概要
ユーフォリアは、これまで約10年間にわたりアスリートのパフォーマンス向上・ケガ予防を目的に、日々の体調などコンディションデータを入力し可視化するアプリ「ONE TAP SPORTS」を開発提供している。2023年7月からは、ジュニアスポーツスクールや習い事、部活動向けに月謝決済や保護者・児童とのシームレスなコミュニケーションを実現する運営業務管理アプリ「Sgrum」も開発提供しており、子どもから大人まで幅広い世代にわたって、安全・安心にスポーツ活動が行える環境づくりを実現している。

十分な準備を行っていても、スポーツには危険が伴う。テクノロジーだけでは解決できない予期せぬ事故や万が一の事態に備えて、ユーフォリアのサービスを利用するエンドユーザーに「保険」を含むさまざまな安心を届けるため、今回、保険やリスクコンサルティングを通じて、スポーツ活動への安全・安心の提供や、健康課題、地域社会の課題解決に取り組む東京海上との資本業務提携を行うに至った。

ユーフォリアと東京海上は共に、ONE TAP SPORTSが培ってきたケガ予防などのコンディション管理に関するノウハウの相互活用のほか、中学校や高校での部活動を地域のスポーツ団体などに活動の主体を移行させていく「部活動地域移行」の環境整備、地域企業の健康経営推進に向けて、協業を行う。

また、昨年10月からユーフォリアが一般企業向けに提供しているスポーツコンディショニングのノウハウを活用した健康経営プログラムにおいても、インダストリアル（産業）アスリートと呼ばれる精神・身体負荷の高い事業に従事する人たちの労働災害を予防し、安心して働くことができるサービスづくりを東京海上と共に推進する。

本提携へのコメント
東京海上ホールディングス株式会社 デジタル戦略部長、中西光氏
当社グループはデジタル領域でのスタートアップ企業との協業を強化しており、今般、「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに掲げる株式会社ユーフォリアと資本業務提携契約を締結いたしました。
本業務提携では、当社グループの目指す「安心・安全」の新しい価値創出の実現に向けて、各種スクール運営プラットフォームのSgrumと連携して、部活動地域移行をはじめとする自治体およびスポーツ業界が抱える社会課題の解決に挑戦するほか、多くのプロアスリートチームが利用するONE TAP SPORTSが蓄積した知見を活用した、体調やメンタル、ケガの予防をサポートするウェルネス事業の開発や連携を行うことを計画しています。

株式会社ユーフォリア Co-CEO、橋口寛氏
当社はこれまで十数年にわたってアスリートがパフォーマンスを発揮するためのコンディション向上・ケガ予防に関するソリューションの提供に努めてきました。当社サービスの利用者が、徐々にトップアスリートから部活動・未就学児童・一般ワーカー・高齢者へと拡大していくにつれて、「安全・安心」に対するニーズの高まりを強く感じております。
そうした中、今般の東京海上ホールディングス株式会社との提携によって両社のノウハウを掛け合わせることで、これまでに当社が取り組んできたテクノロジー領域にとどまらない、各種保険サービスなどとも組み合わせた新たなソリューションを提供できると考えています。本業務提携を通じて幅広い利用者に、より安全・安心な環境を提供できるような未来をつくってまいります。

●このニュースの詳細はこちら。（株式会社ユーフォリア HPより）
https://eu-phoria.jp/news/pressrelease/20231130-tokiomarinehd-euphoria