【部活動】edii株式会社、渋谷区の部活動改革を推進する一般社団法人渋谷ユナイテッドと「人材バンク事業」等に関する協業契約を締結

2024年01月02日 スポンサーシップ/パートナーシップ 地域振興/社会貢献 育成,教育/スクール産業 Written by 管理者

edii株式会社は、部活動の地域連携および地域移行の推進を目的として、一般社団法人渋谷ユナイテッドと人材バンク事業等の協業に関する契約を締結した。

渋谷ユナイテッドは、渋谷区のスポーツや文化活動の振興・普及を担う組織として2021年に設立された渋谷区発の社団法人。同法人の推進する、シブヤ「部活動改革」プロジェクトでは、既存の学校部活動の地域連携/地域移行に向けた仕組みづくりや、eスポーツやボウリング等の幅広い生徒ニーズを汲んだ独自クラブの運営、さらには年齢やレベルを問わないスポーツ・文化活動を通じた地域コミュニティづくりなど、さまざまな事業を推進している。

取り組み概要
edii株式会社は、昨年度、渋谷ユナイテッドと人材バンク事業にかかる協業を開始。本取り組みの中では、社会課題となっている部活動改革において、指導者の確保を目指した人材バンクの登録システム開発検討や、同システムへの指導者人材登録に向けた地域企業等との連携など、渋谷ユナイテッドが担う部活動改革のさらなる推進に向けて、同社の有する営業ネットワークや事業開発機能を活用している。

今回、より本格的な指導者人材の活用に向けた新たな契約を締結。具体的には、地域に根ざした事業を展開するスポーツ、文化芸術、教育関係の企業および団体（フィットネス、習い事、大学等）と連携し、部活動等の現場のニーズや各企業・団体の人材の実態に照らしながら、最適な体制整備に向けた連携スキームを構築する。

また、リアルな顧客接点を有する地域事業者の立場で見ると、コロナ禍での各種対応や直近の需要回復による参入事業者の増加もあいまって、市場の動向は新たな局面を迎えているとみられ、地域コミュニティとの連携強化等の観点から、多くの事業者より部活動の地域連携について関心が高まっている。本連携においては、指導者向けの研修やスポンサー連携など、指導人材の確保にとどまらない幅広い取組の可能性も協議を重ねていくという。

今後、edii株式会社は渋谷ユナイテッドの部活動改革を支える協業パートナーとして、人材バンク事業をはじめとしたさまざまな仕組みづくりに貢献し、渋谷区および同法人の取り組みを部活動の地域連携/地域移行を実現するロールモデルの一つとして発信し、渋谷区および全国の部活動地域連携/移行という社会課題の解決に向けて尽力するとしている。

背景
部活動の地域連携/移行とは、部活動の運営主体を従来の学校から地域団体に移行していく取り組みであり、教員の働き方改革への対応や、少子化に伴う学校部活動の廃部危機等の課題解決に向け、多くの地方自治体が着手し始めている。これを加速させる大きな動きとして、2022年6月、スポーツ庁より全国の公立中学校における休日の運動部活動を2025年度末までに地域へ完全移行する旨の提言がなされた。

本政策を進めるためには、実施主体となる運営団体の整備、大会や学習指導要領等の制度変更、予算調整等のさまざまな課題への対応が必要となる。その中でも、教員に代わって生徒と接することになる指導者人材の確保・配置は、量および質の両面から重要な鍵であるといえる。

かかる状況下、edii株式会社は渋谷ユナイテッドと人材バンク事業に関する協業を行う他、本年10月に部活動地域移行を進める全国の自治体やそれを支援する法人向けに「部活動ワンストップ支援サービス」をリリース。本サービスでは、事業コンサルティング、指導者の配置、研修、オペレーションシステムの開発、学校や保護者との連絡業務、スポンサー営業といった、部活動の地域移行を推進していくために必要な機能をパッケージとして用意し、地方公共団体および法人向けに提供している。

一般社団法人渋谷ユナイテッド　ホームページ：https://shibuyaunited.tokyo/
edii株式会社　ホームページ：https://www.edii.co.jp/

記事元：PR Times