【スキー】エイブル白馬五竜、日本のスキー場で初めてAIを使ったスマートコンシェルジュサービスを導入。『QRSKI』を使ってインバウンド観光客向け接客サービスを充実
2024年01月10日 施設 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
スキー場「エイブル白馬五竜」を運営する株式会社五竜は、株式会社キュリネスが運営するインバウンド観光客向けスマートコンシェルジュサービス『QRSKI(キューアールスキー)」を導入した。AIによる自動翻訳やAIチャットによるスマート接客で、コストを抑えて人材不足を解消し、顧客満足度の向上を目指す。QRSKIの導入は日本のスキー場として初。
導入の背景
エイブル白馬五竜では、アフターコロナ以降初のウインターシーズンを迎え、例年になくインバウンド観光客が多く訪れている。スキー場は接客業務が多い業種で、チケット販売・リフト係・レンタル受付・スクールなど観光客と接する職種は多岐にわたる。外国語対応可能なスタッフも多く採用しているが、コストや負担が増加しており、今回のサービス導入が決定した。
『QRSKI』の自動翻訳やAIチャットによるスマート接客で、コストを抑えての人材不足解消、コミュニケーションロスによる機会損失の削減、ホスピタリティの品質と顧客満足度の向上を目指す。将来的には、スキー場を起点に周辺観光施設への連動も図り、地域活性化につなげたいという。オンラインとオフラインを組み合わせ、スタッフとゲストのより良いコミュニケーションを提供するデジタルインフラを構築し、ゲストの体験価値の向上を追求する。
外国人観光客をAIの力でサポートするスマート接客サービス『QRSKI』
『QRSKI』は、スキー場に特化したAIスマートコンシェルジュサービスで、観光客がスマホで専用QRコードを読み取るだけでサービスが起動。ワンタッチでWi-Fi接続し、施設やイベント等の情報を英語や中国語で提供する。観光客が自力で情報収集できるため、これまで時間のかかった外国人接客の負担を大幅に軽減できる。
今シーズンからスタートする「スマート接客 + 地域シナジー」
2023年12月末にプレローンチし、2024年1月から本格的にサービス導入。サービス・スタート時点では、Wechat(中国を中心に約13億人が利用するチャットアプリ)のミニプログラムをベースに、中華圏観光客向けの情報発信とAIチャットによるスマート接客が先行するが、2024年1月中旬にはWeb版のリリースにより英語圏と日本語への対応が可能となる。また、来場した観光客を周辺の宿泊施設や飲食店、交通機関などへ案内する(電子クーポン配布など)ことで、地域全体に消費が拡大していく仕組みをつくる。
目指すは「オールシーズン・スマート化」
来シーズンには、来場前にリフト券やレンタル品の予約・決済ができるECサービスを実装する計画で、外国人観光客の利便性がさらに向上するだけでなく、予約・決済の履歴を基に本格的なデータ分析が可能となる。
また、春~秋期にオープンする「白馬五竜高山植物園」のコンテンツ発信やチケット販売も予定しており、年間を通じての“オールシーズン・スマート施設”として、インバウンド観光客を迎え入れる。
「エイブル白馬五竜 × QRSKI」スキー場サービス・スケジュール
今シーズン:
① Wechat版による中国語対応
・施設や周辺情報などの情報発信
・音声通訳
・AIチャットによるスマート接客ほか
② Web版による英語対応(2024年1月中旬)
・機能はWechat版と同じ
③ 周辺施設との連動機能
来シーズン:
ECサービスの実装
・リフト券や用具レンタルの事前購入と決済
エイブル白馬五竜 HP:https://www.hakubaescal.com/winter/
株式会社キュリネス HP:https://www.qriness.co.jp
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実施場所:大和高田市内の公立中学校実施時期:2024年9月~2025年1月活動内容:休日の部活動を地域クラブ活動化し、学校管理外とした練習及び大会引率等の実施業務 :スケジュール調整、種目指導、活