【バレーボール】パナソニックの映像解析技術「3Dトラッキング」がワールドカップバレー2019のテレビ中継で初採用
2019年09月17日 大会/イベント運営 テクノロジー/デジタル Written by 管理者
パナソニック株式会社は、スポーツビジネス創出を目的に開発した映像解析技術「3Dトラッキング」を、現在開催中のワールドカップバレー2019のテレビ中継において、フジテレビと共同で初めて実用化している。同技術がテレビ中継に採用されるのは初めて。同大会は、国際バレーボール連盟が4年に1度開催するもので、オリンピック、世界選手権と並ぶ世界3大大会の一つとして注目されている。
今回実用化される「3Dトラッキング」は、ボールなど物体の3次元位置情報を複数のカメラで撮影した映像からリアルタイムに計測し、物体の軌跡、速度、高さ、角度などのデータを算出する技術。同テレビ中継では、3Dトラッキングのデータを、フジテレビのバレーボール解析表示システム「モーションスカウター(サーブ・スパイクの高さと速度の表示)」「トレースビジョン(ボールの軌跡やレシーブ角度・トスからスパイクまでの時間の表示)」に使用し、リプレー映像にオーバーレイ表示される。視聴者は選手のプレーや試合展開だけでなく、可視化されたプレーのレベルを視聴することで、科学的なアプローチによる新たなバレーボール観戦体験が可能になる。
同社では、3Dトラッキングを新たなスポーツ観戦の実現に寄与するとともに、選手の競技力強化ツールとしての活用および他競技への展開も見据え、さらなる開発・改良を重ねていくとしている。
●このニュースの詳細はこちら(パナソニック株式会社 HPより)
https://news.panasonic.com/jp/topics/166950.html
記事元:PR Times
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